むかし話
ほい、さっそく。
むかしむかーし、あるところに超絶貧乏な夫婦がいました。
どのくらい貧乏かというと、夫婦2人の持ち物は町の外れにあるボロボロのほったて小屋と、ぼろ切れ1枚だけ。
その生活は、夫婦のどちらかが交代でぼろ切れ1枚だけ身にまとい町まで物乞いに行き、その日得たお金で食事するだけというものだったそうです。
そんなある日、旦那が留守番中にひとりの僧侶が托鉢に来られたそうです。
↓こんなやつです
「何でもいいのでお恵みいただけませんか?」
すると旦那は
「見てわかりませんか?私は着るものもなく素っ裸です。こんな何もない私から、まだ何かを奪おうとするのですか?」
と激しい剣幕で怒ったところ、僧侶はそのまま立ち去りました。
そこに僅かな食料を持ち帰った妻が
「どうしたの?外まで大きな声が聞こえてたわよ。」
と聞くと、旦那がことの経緯を説明したそうです。
妻は慌てて小屋を飛び出した後、しばらくすると素っ裸で帰宅しました。
旦那がどうしたのか尋ねたところ、妻は僧侶を追いかけ身にまとったぼろ切れをお布施したと言ったのです。
驚いた夫が妻に訳を聞くと
「あなたはいつまでこんな生活をするつもりですか?こんな生活を続け毎日苦しむくらいなら、僧侶に布施をして、次生まれ変わったときの人生が少しでもよくなれば・・・」
というお話です。
つっこみどころは多数ありましたよね。
どんな時代!とか、えげつない僧侶やな、そこはぼろ切れじゃなくて、食料渡せよみたいな笑
注目してほしいのはそこではなく、この話を読んでいる時、ぼろ切れの価値が皆さんの中で上がりませんでしたか?唯一の飯のタネですから。
で、旦那に同調された方が多いんじゃないかな?とも思います。
そんなあなたは、【執着のタネ】がしっかり身についています。
今、ぼろ切れを大事にしてる方いますか?いないですよね。ただ状況が変わると、手放すのが惜しくて仕方なくなるんです。
執着のタネが芽を出し大きく育つと、待つのは不幸への道だけです。
理由は簡単です。あなたに選ぶ権利が無くなるから。
例えばお金に執着する人。景気が悪くなる、会社の業績が悪化する、家族が騙されるなど様々な外的要因によって、自分の感情や幸福度がかき乱されてしまいます。
たまには自分の執着のタネが育ってないかな~と振り返ることが大事かもしれません。
最後に、我が家のヒモに対する執着の化身をご紹介します。