Tokyo Wander Picks App - App Store
こんにちは!たけひろと言います。
普段は趣味でモバイルアプリを開発したり、筋トレをしたり、海外を旅したりしています。
今回は、訪日外国人向けの旅行アプリを作る中で、自分自身の海外旅行での経験がどのようにアプリのアイデアにつながったのかを書いていこうと思います。
海外を旅して困ったこと
私はつい最近まで学生だったため、アルバイトで貯めたお金を使いながら、できるだけ費用を抑えて海外を旅していました。
いわゆるバックパッカーのような旅で、毎回自分の中では、
「せっかく海外に来たのだから、できるだけいろいろな場所に行って、たくさんの経験をしたい」
と思いながら旅をしていました。
ただ、その中でどうしても問題になるのがお金です。
1. 情報が多すぎて、探すだけで時間がかかる
限られた予算の中で、観光地やグルメ、自分の趣味である筋トレができるジムなどを探すために、Google Mapsや検索サイトをよく使っていました。
しかし実際に調べてみると、情報がとても多く、
「どこが安いのか」
「自分の予算で行けるのか」
「今いる場所からどのくらいかかるのか」
などを一つひとつ確認する必要があります。
海外で過ごせる時間は限られているのに、行き先を探しているだけで時間が過ぎてしまい、実際に出かける前から疲れてしまうこともありました。
この経験から、情報は多ければ多いほど良いわけではなく、
「今の自分に必要な情報がすぐに見つかること」
が大切なのではないかと思うようになりました。
2. 言葉がうまく伝わらない
海外では、英語で自分の言いたいことをうまく伝えられないこともありました。
また、そもそも英語が通じず、その国の言葉でコミュニケーションを取らなければならない場面もあります。
行き先を尋ねたものの、うまく伝わらず違う場所へ行ってしまったこともありました。
普段、日本で生活している時には簡単にできる「場所を聞く」ということも、海外では難しいことがあります。
3. 予定通りにいかなかった時、また一から探す必要がある
目的地まで行ってみたものの、お店が閉まっていたり、その日の事情で予定を変更しなければならないこともありました。
そんな時には、その場でもう一度スマートフォンを開き、
「次はどこへ行こう」
と一から探し直します。
旅先なので外で立ちながら調べることも多く、
「今いる場所や予算、残っている時間に合わせて、すぐ次の候補が出てきたら楽なのに」
と思うことが何度もありました。
自分の体験が、アプリの機能につながった
こうした経験以外にも、海外を旅していて困ったことはたくさんありました。
やはり、自分のホームではない国へ行くと、情報が多すぎて結局どこへ行けば良いのか迷ったり、調べるだけで時間がかかったりします。
また、目的地が営業しているとは限りませんし、予定が変わればすぐに次の場所を探さなければなりません。
今回、訪日外国人向けの旅行アプリを作る中で、もし自分がこうした経験をしていなかったら、単純に東京の観光スポットをジャンルごとにリスト化するだけのアプリを作っていたかもしれません。
しかし、自分自身が海外で実際に困った経験があったからこそ、
- ユーザーの予算や時間など、今の条件に合わせておすすめする
- なぜその場所がおすすめなのかを分かりやすく表示する
- 日本語が分からなくても場所を尋ねられるよう、日本語の文章を表示するカードを用意する
- 予定が変わった時でも、すぐ次の候補を探せるようにする
といった機能を考えることができました。
「自分だったらどう使うか」ではなく「その人ならどう使うか」
もちろん、サービスを作る人がすべてのユーザーと同じ経験をしなければならないとは思いません。
ただ今回、自分自身が海外旅行で実際に不便を感じたことで、単に「こんな機能があったら面白そう」と考えるだけではなく、
「旅行者はどんな場面で困るのか」
「その時どんな情報があれば助かるのか」
「どうすれば少ない操作で目的にたどり着けるのか」
を考えるきっかけになりました。
今回の開発を通して、ユーザー目線で考えることの大切さを改めて実感しました。
アプリは公開しましたが、公開したから完成というわけではないと思っています。
まだまだ改善できるところはたくさんあります。
これからも実際に使う人がどんな状況でアプリを開くのかを考えながら、よりユーザーに寄り添ったサービスにしていきたいと思っています。