小岩井悠太が解説!利回りって結局なに?見せかけに注意!
こんにちは、不動産営業マンの小岩井悠太です。
今回は、「利回りってなんなの?」というお話をしてみようと思います。
利回りって、つまり“どれくらい儲かるか”の目安
不動産投資では「この物件、利回り〇%です!」という数字がよく出てきます。
利回りっていうのは簡単に言うと、物件を買って、どれくらい収入があるかの“割合”です。
たとえば、1000万円の物件から年間60万円の家賃収入があるなら、利回り6%ということです。
こうしてみると、数字が高いほど「収益性が良さそう」に見えますよね。
でも、それ“表面”だけ見てませんか?
ここで注意してほしいのが、よく使われているのは「表面利回り」というもの。
これは、単純に家賃収入 ÷ 物件価格 で出しているだけで、諸経費とか空室リスクは一切入っていないんです。
不動産投資は管理費・修繕費・固定資産税・仲介手数料…意外と見落とされがちなコストがいろいろあります。
そのため実際に手元に残る金額は、表面利回りほど甘くはないってことです。
見かけにだまされないで!
「利回り10%超え!」みたいに、数字がすごく高い物件はたしかに魅力的に見えますが、地方の空室リスクが高いエリアだったり、築年数がかなり古かったりすることもあります。
高い利回りにはそれなりの“理由”がある場合が多いので、数字だけを鵜呑みにせず、
- どこにあるのか
- 築年数は?
- 実際の収支はどうか?
などをしっかり確認するのが大事です。
まとめ:利回りは“入り口”でしかない!
利回りは、不動産投資の収益性をざっくり知るには便利な数字ですが、それだけで「いい物件かどうか」を判断するのは危険です。
表面利回り・実質利回りの違いを知ったうえで、トータルで見てどうか?を考える視点を持ってもらえたらうれしいです。