誰でも気軽に発信できる、でも届かない。それでも伝え続ける理由
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SNSで頑張って発信しているのに、思うように数字が伸びず、届かない。
理念や想いを込めたのに、届かない。
そんな経験ありませんか?
私もあります。
それでも私は発信をやめたくないのです。
なぜか? 今日はそのお話をします。
心を打たれた経営者の想い
私は半年ほど、経営者の方のX(Twitter)代行を手伝っていました。
その方は地方に住みながら、地元の活性化に捧げている方でした。
「自分の地元だけでなく、他の地方の活性化に取り組む方とつながりたい」
と考え、私にX運用を依頼してこられたのです。
また、彼は「”誰が言うか”ではなく、何のためにそれをやるのか」
を大事にして発信したいとおっしゃってました。
私はハッとしました。それまで私は「誰が言うか?」を
重視する発信ばかり見てきました。
Xで発信するにあたり、経営者はライバルとの差別化、
つまり「私」を出すことも大事です。
しかしそれよりも、「何のためにやるか」という彼の姿勢に、
強く心を打たれました。
彼の想いを届けるX運用を目指しました。
理念や想いを届けていたが、、、
彼の理念や想いを伝えようと、以下のような投稿をしました。
・地方活性化が必要な理由
・あなたのスキルで地方活性化に貢献できることとは
・具体的に支援してほしい内容
ところがインプレッションは伸びません。
反応するのは、元々相互フォローしている方や彼と面識のある方だけ。
そこで、これから起業する方や起業したてての方に向けた励ましや共感の投稿もしてみました。
すると、、、理念や想いの投稿よりもインプレッションが伸び、
コメントまでついたのです。
彼も私もがっかりしました。
目の前の困りごとを解消するのがビジネス。
特に彼が取り組む地域活性化は、過疎化問題、人手不足、高齢化、
インフラ問題など、待ったなしの課題が山積みです。
同じような課題を解決したいと頑張っている地方の経営者の方や、
今は起業をしていないけど、彼の想いに共感し、取り組んでみたい!
と思う方とつながりたいのに、、、
インプレッションが低いから、届けたい方へ届かないのか、
はたまた、Xには彼がつながりたい人がいないのか、、、
彼のX運用は終了となりました。
大事な想い、届けなければならない理念は届け続けたい
多くの発信者の投稿にうずもれ、アルゴリズムに振り回されるSNS。
今後も発信がうまく届かないこともあると思います。
でも私は発信を続けたいと思います。
たとえ届かない日が続いても、発信を続けていれば、やめなければ、
必ず誰かの心に届く瞬間があります。
すぐに反応がなくても、見てくれている人はいます。
そして共感、応援してくれる人は必ず現れます。
だから私は、理念や想いを言葉にして届け続けたいのです。
そして、同じように悩む誰かに、「大事な想いは必ず届く」と伝えたいのです。
SNSアカウント運用だけでなく、
・SNSアナリティクス分析、改善提案
・多媒体への導線設計(Xからnote、メルマガ、LINEへ)
このような手段で届けていきたいと思います。