“おかえり”を言える働き方をしたい──保育士の私がライターになった理由
保育士として働き始めて、今年で15年目になります。
これまでたくさんの子どもたちと関わり、笑ったり泣いたり、
毎日がドラマのような日々。
泣いて登園していた子が笑顔で「先生、おはよう!」と来てくれるようになったり、
保護者の方と一緒に子どもの成長を喜び合えたり──そんな瞬間が私の原動力でした。
でも、自分の子どもを育てながら働くようになって、
心の中で少しずつ変化が生まれました。
朝はバタバタと家を出て、帰宅後もやるべきことをこなすのに精一杯。
「もっとゆっくり子どもと過ごしたいな」「自分に余裕を持ちたいな」
そう感じる日が増えていきました。
子どもが小学校に入学するのは、あと2年半後。
その時には、自宅で働きながら、子どもが帰ってきたときに“おかえり”と笑顔で迎えられる働き方をしていたい。
そう思ったのが、私がライターを目指すきっかけでした。
保育士として16年間働く中で、たくさんの家庭や子どもたちと関わってきました。
そして、自分自身も子育てを通して、うれしさや不安、悩み、そして「お金の大切さ」も感じてきました。
そんな経験を活かして、子育てや保育、お金にまつわる、
読んだ人の心に寄り添えるような文章を書きたいと思っています。
実は、私はFP3級を持っていて、NISAなどを使いながら家族で2000万円以上の資産を運用しています。
といっても、最初はまったくの初心者でした。
「投資って難しそう」「怖い」と思っていたけれど、少しずつ学んで実践していくうちに、
“お金の安心”が“心のゆとり”につながることを感じました。
子育ても、お金のことも、焦らず、少しずつ。
完璧じゃなくてもいい。
その“少しずつの積み重ね”が、きっと家族の笑顔につながっていく。
そんな想いを、これから文章に込めて発信していきたいと思っています。
2年半後、子どもに「おかえり」と言える未来をつくるために、
今日も一つひとつ、言葉を紡いでいきます。