JUNGLE BREWERYが贈る、規格外野菜に新たな命を吹き込むクラフトビール「YORIMICHI -生姜×熊本-」
株式会社ゆいまーるが運営するクラフトビールブランド「JUNGLE BREWERY(ジャングルブルワリー)」は、「人生も、食材も、ちょっと寄り道した方がおいしくなる」というユニークなコンセプトのもと、規格外野菜を活用したアップサイクルなクラフトビールシリーズ《YORIMICHI》を展開しています。この度、シリーズ第2弾として、熊本県産の規格外生姜をアップサイクルした「YORIMICHI -生姜×熊本-」を完成させました。
食材の「アナザーストーリー」を紡ぐ《YORIMICHI》の挑戦
《YORIMICHI》シリーズは、形を整える過程で廃棄されてしまう規格外の野菜や果物に新たな価値を与え、「ただただ、おいしいーーー!」と叫んでしまうようなビールを生み出すことで、主役になりきれなかった食材たちのアナザーストーリーを紡いでいます。2024年に販売開始されたこのシリーズは、第1弾の「YORIMICHI -いちご×香川-」で規格外いちごを活用したサワーエールを提供し、開栓イベントには90名以上が参加するほどの好評を博しました。
熊本の生姜生産者の想いを乗せた一杯
今回の「YORIMICHI -生姜×熊本-」では、国内有数の生姜産地である熊本県で、年間約5,000トン出荷されるうち1~2割が規格外となり廃棄されるケースがある生姜に着目しました。本商品では、そうした規格外部分をアップサイクルし、クラフトビールとして生まれ変わらせています。この企画は、熊本県で生姜の卸売業を営む合同会社あおいとりの代表・井上さんの協力により実現しました。
井上さんは、地元・宇城市の生姜文化を次世代につなぎたいという強い想いを持ち、成形時にカットされる規格外部分を活用した加工食品づくりに挑戦しています。JUNGLE BREWERYは、そんな生産者のこだわりが詰まった熊本の生姜、特に繊維が少なく調理しやすく、香りが高く日持ちが良いという特長を活かし、和素材の魅力を引き出したアメリカンペールエール(ABV:5%)として生まれ変わらせました。この取り組みは、フードロス削減やSDGsへの貢献にも繋がっています。
イベント開催と今後の展望
「YORIMICHI -生姜×熊本-」の完成を記念し、2025年9月21日(日)には東京都港区で開栓イベントが開催されます。JUNGLE BREWERYは、この特別な一杯を通して、皆様に「特別なひと時」を楽しんでいただきたいと願っています。
JUNGLE BREWERYは、これからも規格外食材が持つ可能性を信じ、生産者の想いと職人の技術をかけ合わせることで、驚きと感動を届けるクラフトビールを創造し続けます。「おいしい」を通じて社会課題の解決に貢献する、JUNGLE BREWERYの活動にぜひご注目ください。