植田仁の熱血キャリア論 「やりたいことがわからない」人がまずやるべき、たった一つのこと
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こんにちは、植田仁です。人と人を繋ぐ熱血経営者として日々挑戦しています。
今日は、「やりたいことがわからない」という悩みに向き合っているあなたへ、僕自身の経験と、これまで多くの若者と向き合ってきた中でたどり着いた“答え”をお伝えします。
実はこれ、20代から30代にかけて一番多く聞く悩みです。
「今の仕事が楽しいわけじゃないけど、何がやりたいのかもわからない」
「起業に興味はあるけど、どんなビジネスがいいのかピンとこない」
「キャリアに不安があるけど、どの道を選べばいいか見えてこない」
そんな悩みを抱えるのは、決してあなただけじゃありません。むしろ、やりたいことが明確な人の方が少ない時代です。でも、だからこそ、迷っている人ほどチャンスがある。今日はその突破口を、ひとつだけ、お伝えさせてください。
結論:「人に会うこと」から始めよう
どれだけ考えても、家でノートを開いても、本を読んでも――
「やりたいこと」は、頭の中だけでは見つかりません。
だからこそ、まずやるべきことは、人に会うことです。
特に、自分と違う価値観を持った人。
違う業界にいる人。
すでに起業している人。
全然興味がなかった世界で生きている人。
その人たちの話を、真正面から聞いてみてください。
うまくいった話よりも、むしろうまくいかなかった話のほうが、あなたの心を動かすかもしれません。
僕も、26歳でダブルワークで起業しましたが、最初から明確なビジョンがあったわけではありません。
ただ、いろんな人に出会い、いろんな現場を見て、「この人たちと一緒に何かを作っていきたい」と思える瞬間があった。それが最初の一歩でした。
「やりたいこと」がわからないのは、経験が少ないだけ
やりたいことがない。
それは、あなたの感性が鈍いのではなく、まだ選択肢のカードを十分に見ていないだけなんです。
例えば、寿司を食べたことがない人に「寿司とフレンチ、どっちが好き?」と聞いても答えられませんよね?それと同じで、世の中にはあなたが知らない「職業」や「働き方」や「価値観」が山ほどあります。
営業、広報、商品開発、店舗経営、農業、ライター、動画編集、海外支援、伝統工芸、コンサル、地域創生…一つひとつ、実際に話を聞いて、体験してみて、初めて自分の中に「感情」が生まれるんです。
だからこそ、まずは自分の“感情が動く”出会いを探しに行ってほしい。
それが、やりたいことを見つける唯一にして、最短の道だと思います。
僕が「起業」という選択をした理由
僕が起業した理由も、最初は「明確な夢」があったわけではありません。
ただ、いろんな現場で、熱量を持って生きている人たちと出会っていく中で、
「自分も、そんな“火”を持って生きたい」って思うようになったんです。
当時は食品メーカーの営業として働いていました。安定していたし、待遇も悪くなかった。
でも、出会った経営者たちは、何かに夢中で、時にボロボロになりながらも人生を燃やしていました。
その姿に、心を動かされました。
「自分は、このまま“ぬるま湯”の人生でいいのか?」
そう自問自答して、「起業」という道を選びました。
だからこそ、僕は断言できます。
やりたいことを見つける最短ルートは、「情熱を持った人に会うこと」です。
それでも一歩が怖い人へ
「そうは言っても、知らない人に会いに行くのは怖い」
「何を聞けばいいかわからない」
そんな不安も、すごくよくわかります。
でも大丈夫。最初の一歩は、小さくていいんです。
- SNSで「起業家」「フリーランス」で検索して、気になる発信を読む
- noteやYouTubeで、自分が興味ある分野の発信者を見つける
- 小さな勉強会やイベントに参加してみる
- 勇気を出して、メッセージを送ってみる
こういった小さなアクションの積み重ねが、やがて「人生を変える出会い」につながっていきます。
自分を変えるのに、「準備」はいらない
やりたいことがわからない人の多くは、「自信がない」「実力がない」と言って、動く前に準備をしようとします。でも、本当に大切なのは「まず外に出て、人と話すこと」なんです。
準備なんて、やりながらでいい。
知識も、スキルも、経験も、あとから全部ついてきます。
大事なのは、自分の世界を広げる勇気を持つこと。
最後に:人生を変えるのは、たった一つの「出会い」
今、あなたがこの文章を読んでくれていることも、もしかしたら「出会い」のひとつかもしれません。
僕も、誰かの文章に救われたことがあります。
だから、あなたにも伝えたい。
「やりたいことがわからない」と悩むその時間すら、あなたの人生の一部であり、大切なプロセスです。
でも、立ち止まる時間が長くなってしまう前に――
たったひとつ、「人に会う」ことから始めてみてください。
そこから、あなたの人生が少しずつ、動き始めるはずです。
この投稿が、少しでも今のあなたの背中を押すものであれば幸いです。僕の発信が、いつかあなたの「転機」になることを願っています。
植田仁