私を動かした、3人の女性偉人のキャリア哲学:“与える人生”を選んだオードリーヘップバーンに学ぶ、キャリアの第二章
こんにちは。
株式会社best代表の鈴木実麻(すずきみお)です。
今回は、わたしが影響を受けた女性の偉人についてと、そこから学んだことを書きたいと思います。
起業を目指す方の中には、
「誰かに迷惑をかけていないかな」
「本当にこの道でいいのかな」
と、自信と不安の間で揺れている方も多いのではないでしょうか。
そんな気持ちにそっと寄り添ってくれる存在、オードリー・ヘプバーンの生き方から、キャリアの“第二章”を歩むために大切なことを考えてみたいと思います。
スターで終わらなかった彼女の物語
「ティファニーで朝食を」など、数々の映画で知られるオードリー・ヘプバーンですが、私が心を打たれるのは、女優としての成功を収めた“その後”の生き方です。
晩年、ユニセフの親善大使として、飢餓や貧困に苦しむ子どもたちのために世界中を飛び回っていました。
彼女自身が「人生で最もやりがいを感じた時間」と語っていたように、本気で人のために生きた時間でした。
彼女の“与える人生”は、成功の先に見つけたものではなく、“与えることこそが自分の使命”だと信じていたから選んだ生き方なのです。
自立とは、“意味を自分で決める”こと
オードリーの生き方から学べるのは、「自立とは、自分で意味づけできる人生を歩むこと」だということです。
彼女のように、自分の信念や経験に基づいて「この人生をどう生きるか」を選べることこそ、本当の自立ではないでしょうか。
焦って「目立つこと」や「稼ぐこと」に向かうのではなく、自分なりの意味を探し、その価値に沿って動いていく。
それが、真のキャリアのスタートラインだと、私は感じています。
キャリアの“第二章”をどう描くか
キャリアには“第二章”があります。
第一章は自分自身の価値を証明する期間かもしれませんが、第二章では「自分の力で誰かの役に立つ」ことにフォーカスできるようになります。
オードリーのように、一つの道で結果を出し、次の挑戦へと自然にバトンを渡す。
それは、まさに「自分の人生を自分でプロデュースする力」を象徴しているように感じます。
不安なときほど、「自分だけのためじゃない」と思える選択が、結果的に一番強い力を持ちます。
その想いが人の心を動かし、さらなる応援や仲間を引き寄せてくれるからです。
おわりに
オードリー・ヘプバーンは、ただの映画スターではありませんでした。
人生の後半を「与える人」として歩んだ彼女は、まさに“自立した女性”のひとつの理想像だと思います。
私も、キャリア支援という仕事を通じて、そんな“第二章”の生き方に寄り添える存在でありたいと感じています。