表参道クラフト - ご縁を結び、日本を元気にするビール
このクラフトビールを通じて、人と人とのご縁や新しい体験を生み出すきっかけを作り、表参道地域を中心に、そして日本を元気にするという想いを込めています。表参道のお店とオンラインショップでご購入いただける他、イベントも定期開催しています。
https://omotesando-craft.7colors-group.com/
鈴木七緒です。
オリジナルクラフトビール「表参道クラフト」について、込めた想いとそのルーツを今回はご紹介します。
眉毛サロン「organic life & eye style RiboN」を通して、表参道という街をもっと元気に、もっと人が集まる場所にしていきたい——そんな思いから名付けたビールです。
2月には、RiboNの2周年イベントを開催し、表参道周辺の飲食店と連携したフード販売も行いました。8月には表参道クラフトが飲み放題の「表参道クラフトビアフェスタ」を開催予定です。
街と人、店舗と人をつなぐ取り組みを、今後も続けていきます。
「表参道クラフト」は、単なるお酒ではありません。
このビールを通じて、人と人が出会い、笑顔が生まれる——そんな「ご縁」が広がるきっかけになることを願っています。
人が集まれば、街も元気になる。
そして、街が元気になれば、地域の力はもっと強くなる。
クラフトビールというツールを通じて、そんな循環をつくっていきたいと思っています。
そもそも私がビールに興味を持ったのは、幼い頃、両親が美味しそうにビールを飲んでいる姿を見ていたからでした。
父が冷蔵庫からキンキンに冷えた缶ビールを取り出し、「カシュッ」と開けてグラスに注ぐ。
その上にふわっと立ちのぼる、わたあめみたいな泡。
「ああ、大人っていいな。私も早くビールが飲みたい」と、幼心に思っていたのを今でも覚えています。
そして、私のルーツには、もうひとつビールとの深い縁があります。
母方の祖父母は、北海道函館市で酒屋を営んでいました。
夏休みや冬休みに帰省すると、親戚一同が集まり、祖母の手料理と生ビールでにぎやかな飲み会が開かれます。
その場には、自然と笑顔と会話があふれていて、「ビールって、場をつくる力があるんだな」と、子どもながらに感じていました。
足りなくなったお酒を祖父母の酒屋まで取りに行くのも、なんだか誇らしいお手伝いだったのを覚えています。
そして20歳になって、ようやく念願のビールを飲めるようになった私は、
バスケも飲みも全力で取り組むサークルに所属し、ビールを片手にたくさんの仲間と笑い合う時間を過ごしました。
その頃から、「鈴木七緒=ビール好き」と周囲に認識されるほど、ビールは私のライフスタイルの一部になっていきました。
ビールには、たくさんの魅力があります。
そして何より、「誰かと一緒に飲みたくなる」お酒であること。
この魅力に惹かれ、いつか自分でビールをつくりたいと願うようになりました。
とはいえ、クラフトビールの製造・販売は、決して簡単な道ではありません。
原価が高く、初心者が気軽に始められるビジネスではないからこそ、
私自身、しっかりと地盤を築き、長期的に取り組んでいける準備を進めてきました。
そして、2024年。
ようやく「表参道クラフト」として、第一歩を踏み出すことができました。
今では多くの方々にご愛飲いただき、私自身も美味しく飲んでいて、本当にありがたい限りです。
このビールは、私の人生と深くつながっています。
幼い頃に憧れたビール。
家族や仲間と過ごした、あたたかい時間。
そして、誰かと誰かをつなぐ「きっかけ」となる力。
そんな想いを、1本のクラフトビールに込めました。
「表参道クラフト」が、あなたの大切なひとときを、少しだけ特別な時間にしてくれたら嬉しいです。
ぜひ、いつか一緒に乾杯できる日を楽しみにしています。