ロケットの打上げ(成功)
ロケットの打上げ。それまでの苦労、辛かったこと、自分がやってきたこと、すべてが報われるかあるいは水泡に帰すのか、結果が分かる瞬間。ミッションが完了するまでの間、緊張感は約2時間程続く。
衛星を分離し、その後のCCAM(ざっくり言うと、役目を終えたロケットの安全化処置のために実施するマニューバ)まで終えるとホッと一安心。しばらくはデータの確認や現場の後処置などで少しバタバタしますが、宿に戻り、緊張の糸が解けた瞬間、『自分は確かに成し遂げたんだ』という感覚がして、じんわりとしました。