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海外大学へ進学したきっかけ

小学3年生~5年生の2年ちょっと、父の転勤に帯同しその間インターナショナルスクールに通ったことをきっかけに帰国子女枠で私立中学を受験。中高一貫という恵まれた環境で育ち、特に疑問を持つことなく関西の私立大学に推薦で進むことを早い段階から決めていました。

その選択に疑問を持つきっかけとなったのが高校3年生の夏休み参加した 保険会社のAIGによる全額奨学金プログラム 高校生外交官プログラム(High School Diplomats)です。たまたま夏休み参加できる国際交流プログラムをネットで探していた際に見つけ、その倍率の高さを知らずに応募したところ運よく合格をいただくことができました。

そしてたったの2週間のプログラムだったものの、このプログラムで私は大きな目標を持った人生を楽しんでいる同世代に出会うことができ、自分の人生の生き方について考えさせられるLife Changingなプログラムでした。

それまでの私は、自分の人生はこんなものだろうと思い、このプログラムで出会った友人のように自分の人生の舵を自分できちんと取り、「人生楽しくてしょうがない」と言える人生を歩みたいと思うようになりました。また、このプログラムで出会った親友がちょうどアメリカの大学に進学予定でした。その話を聞いて私は初めて、日本人でも海外大学に入学することができると知ったのです。

プログラム終了後、自分のこれからを想像してみるたところ、大学入学後はバイトを始めサークルに所属し一年間の交換留学を終えたら就職活動、就職後は結婚と全てが想像できてしまいました。なんて面白くない人生を生きようとしているのか。自分ももっとワクワクいっぱいの人生を生きたいのではないか。考えた末、やっぱり自分の数か月後・数年後が想像できない選択を取りたいと思い選んだのが海外進学でした。

海外進学を決意したのが高校3年生の11月末。すでに進路変更には遅すぎる時期だったためそこからは怒涛の日々でした。翌週には初めてのTOEFLを受験し、海外大学のリサーチ。出願先を絞ると共にエッセイの準備、先生方への英文推薦書及び成績書の依頼などと約1か月間で出願に奔走しました。結果的にアメリカの複数の大学から合格をいただき、無事海外進学が実現しました。

アメリカでの大学生活は想像以上にハードでしたが、3年でダブルメジャー(honors)で卒業することができました。就職活動もまた、数年後の自分が想像できないところへ、という思いの元日本へ帰国を決意。


今でも、自分の選択する基準は「ワクワクするか?」に変わりありません。どうなるか想像のつかない選択をするには不安が伴いますが、その不安を超えるワクワクさえあれば乗り越えることができると信じています。常に数か月後の自分が想像できない人生を歩み続けたい、一度きりの人生を自分らしく生きたい。そんな自分の軸となる価値観に高校3年生の頃に出会えたことに感謝しています。

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