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トヨタ自動車 / 自動運転技術開発部
2021/6~2022/8 高度運転支援(20TM Advanced drive)の機能改善 高速道路での高度運転支援機能である20TM Advanced driveの自動車線変更機能の使い勝手向上に取り組んだ.具体的には車両のBigdataを用いて,お客様が機能を使おうとした
社内公募型の新規事業立ち上げプロジェクトに起案し,メンバーを4人集めて取り組んだ. 私がこの活動に取り組んだ理由は,お客様にとって本当に価値のある仕事を一から作りたいと考えたからである.今の自動車業界は,自動運転と電気自動車の二本柱で開発に中離しているが,そのどちらもお客様にとって本当に価値のある形(機能,価格帯など)での提供が難しく,どうしても作り手目線での製品開発になっていると感じていた.そこでどうすれば,お客様にとってもっと価値のあることがでるか?との思いから実際にイチから課題を見つけ解決することに取り組みたいと考え,プロジェクトを起案した. プロジェクトは以下の5つのフェーズからなり,各4か月毎にフェーズが進んでいく. ①事前調査と面談審査,②顧客課題の明確化,③ソリューション検討,④提供価値の検証 事業化 私は,大学時代にゴルフ場でアルバイトしていた経験があり,ゴルフ場のコースメンテナンスの人材が高齢化し,人手不足に困っていることに着眼してプロジェクトを起案した.社内のゴルフ好きメンバーが賛同してくれたことで,4人での活動が始まった. 課題をヒアリングするためにゴルフ場に足を運び,最初の2か月で合計10ヶ所のゴルフ場を回った.想定通りコース管理の人材不足はゴルフ場の最優先課題であり,特に毎日の作業が必須である芝刈り業務で困っていることがわかった. こうした調査の甲斐もあり,①の審査は通過することができた.しかし最終的に②の審査を通過することができなかった.審査のFBを受けるため,直接審査官の元にいき,課題をヒアリングしたところ,課題の絞り込みが一点集中となっており,そのほかの課題との比較や選定理由の説明性が不足していたとのFBをもらった.現在は次年度の審査に向けて活動を再開しようとしているところである. この経験を通じて,多くの顧客とヒアリングをする中で,顧客がどのような課題に困っているのかを聞き,課題に併せてプロジェクトの範囲をピボットしていくことの重要性を学んだ.冒頭に掲げた本当に価値のある製品を作ることに一生懸命になることのやりがいを感じた.この経験を活かして,お客様のニーズを深く知り,新しい事業を生み出す力をもっと身につけていきたい.
ガウス過程回帰を用いた移動ロボットのオンライン経路計画と制御 私は,自動運転や自律移動ロボットの実現に向けて,センサにより得た自己周辺の環境情報から,これから進む先の経路を予測し,予測の不確かさをフィードバック制御に組み込むことで,予測精度に応じた振る舞いを生成するという手