休職してまずすべきこと
こんにちは。磯野と申します。
ここでは「休職してまずすべきこと」について書かせて頂きました。
◆◇まずはしっかりと休むこと◇◆
うつ病などにより休職をされると、職場復帰や自分の仕事のことを始め、いろいろと考えては不安や焦りや自分を責めたりなど、休まなければならない期間であるのにも関わらず、心がちっとも休まらない時間を過ごしている方も多いようです。 もちろん抱えている仕事のことや、周りに迷惑をかけてしまってはいないかと考えたり、職場復帰できるのだろうかなど考えるのは何らおかしいことではなく、気になるのも当たり前と言えます。 ただ、休職をしなければこれ以上の勤務を継続して行くことが困難な精神的状態である中で、あれやこれやと諸々考えたり推測したところで、プラスになるような発展的なイメージや自分の在り方など浮かぶわけがありません。 気になるのも当たり前と申しましたが、当たり前は当たり前として休職の期間においてまず自分がすべきことは何でしょうか? まずは“しっかりと休むこと”です。 「そんなこと言っても気になって休めない」と言われるかもしれませんが、「なぜ今こうやって会社を休んでいるのだろうか?」ということを考えてみられてください。 そして「仕事のことや色々考えてしまうけども、色々考えてしまう諸々に向けて今はしっかりと休もう。心を充電しよう。」と、ご自身が「分かったよ」というまで繰り返し言い聞かせて差し上げてください。 休職中はしっかりと心を休ませることが、土地建物の関係で言えば「土地」になります。そしてその上に、リワーク支援プログラムなど復職に向けた訓練が建物として乗っかります。
でもこの土地が軟弱のままであれば建物が傾いてしまうように、土地である休息が行えていなければ、建物であるリワークをいくら適切に行なっても効果は得られず、復職出来たとしても短期間で再び休職する形になってしまいます。 また休職中は、職場の同僚や上司や部下などとのコミュニケーションが途絶えてしまいがちにもなります。 自分も心配である一方、職場の方々も心配されておりますから、1週間に1回など定期的に職場に電話を入れて、体調や様子など疲れない程度にお話しをされることで、職場の方々も体調や様子を把握できるとともに安心できますし、何よりもご自身の心をしっかりと休ませる心強い助っ人になりますから。 最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。