「誰もが楽しく学び続けられるサービス」に向けて
私はこれまで、Webライティングやスクール事業の運営を通じて、多くの学びの場に関わってきました。
受講生が目標に向かって努力し、スキルを身につけていく。その過程を支えることは、私にとって大きなやりがいのひとつです。
しかし、運営を続ける中で一つの大きな課題に直面しています。
それは受講生による「学習の継続」です。
目標もコンテンツも揃っているのに
これまで提供してきたサービスとしては、明確なロードマップと学習コンテンツ。
さらに、講師・コーチによる直接サポートが可能な環境を用意してきました。
実際の面談では、個々の目標を見据えたコーチングまで丁寧に実施してきた自負があります。
それでも、多くのユーザーが途中で学びを止めてしまう。
「これほど仕組みを整えている一方、なぜ学習の継続率が伸びてこないのか?」
そうした疑問が常につきまとっていました。
気づいた本当の課題
そこで順番に仮説を立て、ひとつずつチェックしていきました。
カリキュラムの質なのか?サポート体制なのか?それとも目標設定の仕方なのか?
徹底的に洗い出した結果、見えてきたのは意外な答え。
そもそも「継続を楽しめる環境」を用意できていなかった、という事実です。
多くの人は「やらなければならない」状態を続けることができません。
必要なのは「気づけば続けていた」「楽しんでいるうちに成長していた」という体験。
それが学びの世界にも求められているのだと、ようやく理解できました。
これからの挑戦
調査と検証を重ねる中で、私の中にははっきりとした思いが芽生えました。
「楽んでいただけで、気づけば知識やスキルが身についていた」
そんなサービスを開発することが急務だ、ということです。
私が目指しているのは、誰もが楽しく学び続けられる環境づくりです。
学びが習慣となり、能力が伸び、その結果としていつでもチャンスを掴めるようになる。
そうした人が増えるほど、誰もが経済的にも社会的にも豊かになる未来が広がっていくと信じているからです。