“正しさ”じゃなく、“健やかさ”を広げたいと思った話
──給与労務で磨かれた“整える視点”と、いま向き合ってる現実
私は長く、給与労務の領域に在籍していたことで、
「正確に」「滞りなく」「誰が見てもわかるように」
をベースにした“整える力”を自然と身につけてきました。
それは几帳面な性格とは別に、
“誰かのために、それを共有したい”という、モラルの延長でした。
今、私が働いてる現場では人の感情がむき出しな部分があり、
端的なコミュニケーションが当たり前になっているように感じます。
それが良い•悪いとかではなく、
「営業成績」という“わかりやすい指標”を出せてる人が正義、
になっている世界観だと捉えています。
私は、「結果を出すかどうか」よりも、
“どう在るか”を大切にしたいと、
今まで全く異なる職種や環境に身を置いたからこそ
改めて気づくことができました。
その場しのぎじゃない、
“人が安心して、心地よく働ける土台”を作ること。
それが私の得意な「整える力」であり、
過去の経験がくれた“視点の高さ”だと、捉え直しができました。
仕組みやルールをただ守るだけでなく、
「それが誰のためで、なぜ必要なのか?」を見える形にしていく。
それが、私の“整える”という仕事の本質です。