「人と自然とテクノロジーの調和」を体験するmui Labの全社ミーティングのレポート
横浜・長野・海外など多様な拠点を持つmui Lab。本拠地である京都にメンバーが集まり、mui Labのカルチャーについて思索する「全社ミーティング」が、四半期に一度開催されます。
このnoteでは、2024年4月に開催された全社ミーティングの様子をお届けします。mui Labのミッションについて気づきを得るべく京都のお寺へ伺い、事業方針やワークショップをもとに対話を行い、メンバーの親睦を深める懇親会を行いました。
mui Labのミッション
人と自然とテクノロジーの穏やかな調和によって 心ゆたかなくらしと社会を創造する
Creating a mindful life and society where people, nature, and technology are in peaceful harmony
今回のテーマは、mui Labのミッションを体験すること
穏やかで心ゆたかな暮らしを創造するために、mui Labは人と自然とテクノロジーの調和に取り組んでいます。今回の全社ミーティングでは、「調和」や「心ゆたかな」状態とは何かを考えるべく、まずは建仁寺にある「両足院」へと伺いました。
坐禅・法話 〜調和とは、自分と自然との境界線が曖昧だと気づくこと〜
両足院に着いたメンバーたち。目の前には、鳥の声や草花の香りのする庭園が広がっています。この場所で、「調和」を知るべく坐禅が始まりました。
「坐禅では、ありのままのできごとに身を委ね、観察します。できごとの良い悪いなどの判断はいったん置いて、自分の体と外の世界を知ろうとします。」坐禅の指導をしてくれた伊藤さんから教わりました。
体の小さな揺れや膨らみに気づき、風や光、生き物の気配に意識を向けます。段々と、体の状態と自然とがつながっているような感覚が芽生えます。伊藤さんは「調和は、自分と自然との境界線を無くすことだと思う」と仰っていました。
続いて、mui Labのミッションの気づきになるある法話を話してくれました。mui Labの社名の由来でもある「無為自然」の中の一文字「無」についてのお話しです。
「無とは、『無い』のではなく『無数に』有るということ。人は自分自身を1つの個として捉えてしまいがちですが、人は無数の細胞からなり、その細胞は食事や呼吸により自然と循環しています。人は個の物体ではなく、無数のものからなる自然の中の1つの現象です。」
人は自然の一部であり、そのように自分自身と自然を捉えることが「調和」につながるのではないでしょうか。
坐禅を終え、ミッションへの気づきを得たメンバーたちは、清々しい表情で両足院を後にしました。
事業方針・ワークショップ 〜mui Labのミッションについての対話〜
両足院で得た学びをもとに、会議室で事業方針やワークショップを行いました。経営や事業の今後の取り組みや、muiボード第2世代の活動が掲げられました。
また、mui Labのミッションへと理解を深めるワークショップが開催されました。「人と自然とテクノロジーの穏やかな調和によって 心ゆたかなくらしと社会を創造する」ことを、メンバーそれぞれが絵や写真で表現し、それをもとに対話を行いました。
ミッションを捉える視点や表現方法は多様で、メンバーがどのようにミッションについて考えているのか、可視化された会となりました。mui Labのミッションへの理解をより一層深められたメンバーたちは、最後のお楽しみに胸を躍らせ、オフィスに向かいます。
懇親会 〜メンバーや春への新たな一面に気づく〜
mui Labのオフィスにて、料理家の松井理恵さんにケータリングを振る舞っていただきました!室内にいながら、深く五感で春をあじわえるお料理・飲み物が登場しました。桜や筍、ふきなどのおにぎり、野草に合うお魚やチーズ、森のリーフシロップや、苺やバラのカクテルなど、春の野山の恵みを感じられるメニューが並びました。
春のお食事を楽しみながら、リモートで働くメンバーや新しく入社したメンバーとの理解も深め、一体感を高める懇親会になりました。
晴れやかな春の日に、坐禅やワークショップ、春と京都を感じる食事によってmui Labのミッションを体感したメンバーたち。心でも体でも感じたミッションを、これからの業務を通してさらに体現していきます。