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3DCADについて

3DCADから自分は製造業に入りました。

大学で文芸創作を専攻し、就職の際にこれから何をしようと考えてモノづくりがしたいと製造業を志望しました。ですが出身学部の関係で事務か営業しか募集がなくて困っていた時に、全学部全学科対象の3DCADエンジニア派遣の会社を見つけなんとかもぐりこみました。派遣とはいえSESのように正社員採用されたのちに客先配属になる勤務形態です。

文系出身の自分にとって3DCADは全く未知の世界で、入社当初の研修期間のほとんどは全然できない人として過ごしました。3カ月の研修期間、運よくすでに働いている先輩のCAD操作を見せてもらったことで何となく理解が進み、最後のテストでなんとか出来る人になれました。

そこからはCADに関してはとんとん拍子で、やりたいことは大体問題なく出来ましたし、一つのCADを使えるようになると他のCADを教わっても新卒研修のようなことにはならず、サクサク覚えることが出来ました。

CADには、結構自信があるんです。

それでも、スタートアップ企業の求人を見ても、車業界の求人を見ても、CADが出来たらうれしいけど、それより理系卒であることの方が大事なようでなかなか就職に結びつきません。3DCADエンジニア派遣の会社なら就職先はあるでしょうが、その場合配属先が完成車メーカーになるので、北関東や愛知など引っ越しを求められるのが目に見えています。独身ならまだしも、家族がいる身では簡単に引っ越しは出来ませんし、製造業は働き方改革は全く進んでいないので戻ったらまた前職と同じ理由で退職するのが目に見えています。

スキルって、なかなか時代や場所の関係で活かせない場合もありますね。

先日、3DCADの仕事をしている夢を見たので、3DCADとの思い出を振り返ってみました。


↑の写真は先日のEテレの『ねほりんぱほりん』の「“特定”が得意な人」回を見て写真を貼るのが怖くなって自作したモザイク画です。

ねほりんぱほりん - NHK