大きな雲も、四角い窓から見れば、四角に見える。
ココロミル講師 和田です。
今回はまずタイトルについて。
中谷宇吉郎著書、「科学の方法」2章科学の本質より引用しました。
この一文を読んで、どんな感想を持ちますか?
著書では、科学に対して、「ものは人間の感覚を通じてみるものが実態として考えてよい」と表した一文です。
和田がこの一文から受け取った感想は
観察する側のフレーム(窓)によって、ほんとうの姿(雲)は変わってしまう、ということでした。
ココロミルに来て2年が過ぎ、ココロにゆとりができました。
前職では、多忙ゆえ仕事以外の人と過ごすことがなくなっていたようです。
今は休みをとれるようになり、休日に電話がならなくなりました。
休みってとれるんですね。(笑)今まではちゃんと休んだことがなかったので、いまだに休みの使い方がへったくそです。
2022年から2023年にかけてのイベントは
実家へ挨拶、夫婦旅行(年2回は初!?)、小学校の友人と家族を交えた食事、10年ぶりの高校の友人たちと再会、同僚の家族との謎解き、卒業生とランチ、ライブ、漫画展、美術館巡り、など。
多くの人と話すことができ、久しぶりの人と会うことで思い出したこと、これからのことを考えるきっかけができました。
ゆとりがなかった和田の窓は偏ってたのかもしれません。
ココロミルの授業では、こどものほんとうの姿を観察することからすべてが始まります。
何を教えるか、何から教えるか、何をできるようにしなくてはならないか。どうやって伝えるか、導くか。
今の彼らがわからないと何もできないのです。
窓が曇ったり、形が小さかったり、形がいびつでは、こどものほんとうの姿は見えてきません。
ありきたりな表現ですが、成長が必要です。
先日塾長の山田さんと同僚の上田さんと食事をしていた際に
上田さんから山田さんへ「成長とは?」という質問がありました。
是非みなさん、自分なりの言語化をしてみてください。
山田さんは0.5秒で、
「ないがアリに変わったとき」でした。次にお会いしたときには別の表現に変わっているかもしれません。それも楽しみです。
自分ひとりだけでは、「ない」ままにしてしまうことも、同じ志を持つ人が頑張っていると、やってみようかなと思えます。
ココロミルで一緒に「アリ」を増やしてみたい方、ご連絡お待ちしています。
写真は今日。大学受験を終えた教え子の合格報告。コーヒー屋でのワンシーン。
この仕事は生徒から学ばせてもらうことばかり。20歳を超えたらお酒を飲みに行けるのが楽しみです。