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CodeceptJSでBrowserStack上のデバイスを使った検証をしてみた

Photo by Brett Jordan on Unsplash

Windows環境でモバイルデバイスで稼働するWebアプリの検証をする場合、
1. Android実機をUSB接続してAppium経由で検証する
2. Android Emulatorを使ってAppium経由で検証する
3. ChromeのEmulatorモードで検証する
から選択することになると思いますが、この場合iPhoneをテスト対象にできるのはChrome Emulatorになるかと思いますが、どうしても実機iPhone / iPadをテストしたい場合、Macを用いるか、AWS Device FarmやBrowserStack等で準備されているデバイスを利用しての検証になります。
CodeceptJSを使って割と簡単にBrowserStack上のiPhoneでテストができました。
設定方法については、CodeceptJSのサイトにて紹介されています。

・BrowserStackを使ったメリット
1. 既に導入事例もあり、参考にしながらcodecept.conf.jsを記述するだけで、既にEmulatorで実績のあるテストケースを使ってテスト開始できる。
2. JUnitを用いた場合のテストプロジェクトをzip化してアップロードするといったことなくテストするので、手元環境とネットワークの先とがシームレス。
3. 設定ファイルのdeviceCapabilitiesを空にしてからzip化するといったことも不要。

・他のサービスにて検討の余地があると思った点
1. 無料で使える時間が100分と短い。
2. iPhoneは旨くテストできたが、どうしてもiPadがテストできなかった(調査継続)。
3. あくまでもブラウザだけなので、モバイルで稼働するアプリについては対象外。

実機を購入・管理することが不要な点でも、こういったサービスを検証に使っていくことは効果的かと思います。Device farmについても調査継続です。