Ritsuki Kokubo

主に製造部門が利用する、生産計画や生産実績管理、操業実績管理、製品の検査結果管理などの製造に関する管理を行う業務Webシステムの不具合対応、新機能開発、QA対応を行っています。 製造部門の業務Webシステムについて、私が主に担当しているのはシステムへの機能追加であり、例えば工場の操業停止理由および停止時間を記録して集計できるようにする、工場システムより受信した製品の化学成分分析結果がJIS等の規格から外れていたら工場設備の警報装置を発報させる、工場オペレータがExcelファイルに記録する操業の詳細なメモを抽出して構造化データとしてデータベースに記録するなどの機能追加を行ってきました。製造部門から要望を受けたうえで、どのような機能を追加すれば目的を叶えられるかを議論するところから、設計、開発、テスト、運用開始後のQA対応などを行っています。 業務Webシステムは、主にローコード開発ツールであるWebPerformerを用いて開発しており、標準では対応していない機能の実現についてはJava、JavaScriptを用いて機能実装しています。また、データの加工・移動などを行う、いわゆるETLツールとしてASTERIA Warpを主に使用しフロー定義を行っていますが、工場設備に対する指示で用いるOPC通信やExcelファイルからの複雑なデータ抽出などASTERIA標準機能では対応できない機能の実現については、ASTERIAのカスタムコンポーネントを開発したり、VB.NETでプログラムを開発したりして対応しています。 ＜開発環境＞ フレームワーク：.NET Framework, WebPerformer, ASTERIA Warp 言語：Visual Basic, Java, JavaScript, CSS データベース：Microsoft SQL Server

主に製造部門からの要望を受けて、操業の解析等に利用するデータを貯めるデータベースの整備を行っています。必要なデータが保持できるテーブルの設計、業務Webシステムや工場システムのデータを結合したり、工場設備の信号を利用してデータを作成したりするプログラムの開発や、不正データや欠損データが発生していないかのモニタリング等も担当しています。 また、工場設備の信号の時系列データを保存する仕組みを運用していますが、収集対象の信号の管理や、収集速度等のモニタリング、データ項目をデータカタログとして公開するWebアプリケーションの開発、操業の工程毎の非時系列データと時系列データを紐づけられるようにするための操業イベントデータを作成するプログラムの開発など、データを利用しやすくする仕組みの構築を行っています。 工場設備信号の収集プログラムの開発についてはC#, Visual Basicを主に用いており、データカタログWebアプリケーションについてはReact.js, TypeScriptを用いて開発しております。 ＜開発環境＞ フレームワーク：.NET Framework, React.js 言語：C#, Visual Basic, TypeScript, CSS データベース：Microsoft SQL Server, InfluxDB