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汎用機エンジニアからWebエンジニアへ

新卒のとき、「自分でサービスを考えて、作れるようになりたい!」と考えて、文系未経験でも入社できる企業を探し、Webエンジニアになることを夢見てSIerに入社しました。

しかし、待っていたのは汎用機エンジニアとしてのキャリア。プログラミング自体は覚えられましたが、汎用機での開発は個人で何かを作るには応用が効かず、苦しい日々が続きました。
徐々に仕事には慣れてきたのですが、その後も本来やりたかった「自分のサービスを作る」という目標には近付けないまま。「このままではいかん!」と一念発起し、プライベートで汎用機以外の言語を勉強するようになりました。PHP、VBScript、Java。とにかく独学で何でも勉強しました。異動を願い出たりもしたのですが叶わず、結局それらの知識は使わないまま現職でPythonをやっているのですが。

とはいえ、汎用機エンジニアとしての経験もまったく無意味というわけではありませんでした。客先常駐でクライアントと直接やり取りをしながら要件を詰めていったり、チームリーダーとしてプロジェクトの管理を任せてもらったり。汎用機系ではありますが、これらの経験はWeb系やスマホアプリの開発にも活かせると思っています。

5年ほど勤めて転職し、現在は念願のWebエンジニアをしています。個人開発として、いくつかのプロダクトも作ることができました。ゼロからサービス案を考えて、実装してリリースする。こういった体験は、想像していた以上にエキサイティングなものでした。Webエンジニアとして、もっと経験を積みたい。現職では難しい、業務での0→1の開発も経験してみたい。SIer時代には「35歳定年説」なんてものも耳にしましたが、すでにその年齢も過ぎました。それでも、もっともっとエンジニアとして成長していきたい。今後もそんな気持ちで、開発に勤しんでいこうと思います。