海外で働きたい!の前に知っておくべきこと
「海外で暮らしながら働くことができたら素敵!」と考えている方、大変多いのではないでしょうか。これからの日本、海外と関わってお仕事をして行く機会もとても多くなると思います。「海外で働きたい!」と思った時どうやって準備を進めたら良いのか参考にしてみてください。
まず第一に、海外就職で理解すべき前提として、2点。
・国民の雇用を守ることが第一
・外国人のために用意されたポジションはない
国民の雇用を守ることが第一
これは日本に置き換えて考えればわかりやすいと思いますが、まず日本は日本国籍を持つ人の雇用を守らなければなりません。日本で仕事が外国人にとられてしまったら日本人の働く場所はなくなってしまいますよね。
それは他の国でも同じように、その国の国民の雇用を守ることが一番大切ということです。
外国人のために用意されたポジションはない
上記に続きですが、国民の雇用を守るため外国人のために用意されたポジションはありません。自国民では採用が難しい、なかなか採用ができない、というようなポジションの募集になります。
なので日本でお仕事を探すより、職種や業界は少なく狭くなります。
大前提として法律・労働法、日本人の働ける環境というのは国によって違いますので行きたい国に絶対行けるわけではないのです。
その国で起業される方、採用を考えている人事の方も会社をおいている国の国民の雇用を生み出さなくてはならないということです。つまり、どの国においても『自国民ではなく、その人でなくてはいけないという理由が必要』なんです。
ではどのように自国民の雇用を守っているか、というと就労VISAの発行です。
「え、クレジットカードのVISA?」じゃないです。
海外旅行に行ったことがある方は聞いたことがあるかもしれませんが、VISAというのは査証のことです。つまりはこの人は国に入っても大丈夫か、というのを事前に調べてありますよ、という書類がVISAなのです。シンガポールやアメリカなどは今就労VISA取得が難しいと言われているのもここで調整を行なっているからですね。
今年、アメリカ大統領に就任し、アメリカファーストを掲げるトランプさん。外国人や移民の労働環境は不利になると言われておりました。なぜそんなことするのか。アメリカ人の雇用を守ることで失業率を下げる狙いなわけです。(アメリカのVISAは21種類あるのですが特に厳しくなるのが就労・ビジネスです)
日本人が海外で働くため取得するVISAの条件も国によって違います。次回はどの国がどんな感じでVISA取得ができるのか…!!就職しやすい国はどこなのか!
匿名でご質問も募集してますので気になる話題ありましたらどうぞ。