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私だからこそできること


私は現代社会の中核を担い人々の生活に欠かせないものである情報工学を学び、社会に貢献することを目標にしています。情報工学は応用の幅が広く、うまく活用すればあらゆる問題への解決の糸口になりえます。例えば機械工学ではロボットの動作の制御をコンピュータで行うため、安全性や人命救助に適した処理を行えるようにすれば災害救助ロボットとして活用できます。環境面では低電力化や少ない電力を増幅して取り出せるエネルギーを増加させる半導体を開発すればエネルギー資源の節約や地球温暖化防止に貢献しうる可能性があります。また近年技術革新が進んでいるVR技術はお年寄りや障害を持つ人といった遠方に容易に出向く事ができない状況にある人が、部屋に居ながらにして外出したり3D空間上でアバターやロボットを使用して他人とコミュニケーションをとることを可能にすることが期待できます。私は障害当事者の立場だからこそ気付くことのできる生活の中の不自由さを、自分の学んだ情報工学の専門知識を生かしてそれを解消しうる人材となることを夢にしています。