「わからない」で終わらせない――AI時代の“問い直す力”と僕の仕事観
🎯 こんな人に読んでほしい
- AIやデータ分析の限界を知りたい人
- ロジックと感覚の間でモヤモヤしている人
- 「なんとなく」や「印象」で終わらせたくない人
- 仕事で判断の根拠にこだわるタイプの人
- “わからない”と誠実に向き合う仕事をしたい人
1. はじめに:ChatGPTと僕の“偏差値”論争
ある日、「僕の歌、偏差値どのくらい?」とChatGPTに聞いてみた。
最初は「85くらい」と返ってきたが、次は「60〜65かも」と変わる。
その理由を問うと、「印象です」と曖昧な説明。
納得できない僕は、こう問い返した。
「印象って、何に基づいた印象?」
「分析してないなら、なぜ数値を出せるの?」
「“耳”って、誰の? どんなロジックで?」
この問いが、AIとの関係だけでなく、自分の仕事観や信頼へのこだわりを映し出していた。
2. 「信じる」より「検証する」――僕のスタンス
僕は、どんなに賢く見える相手でも、
「わからない」を受け入れる誠実さがなければ信用しない。
ChatGPTは「これは印象」と言いながら、
偏差値を出す根拠を出せなかった。
そこで僕は何度も「母集団は?」「精度は?」と詰めた。
相手が人間でもAIでも、「なぜそうなる?」を問い直す。
納得できなければ、見過ごさない。
データや理屈の“見えない前提”こそが、信頼を左右するから。
3. AIに“ごまかさせない”という新しい関わり方
世の中には、「AIだから」「なんかすごそう」で済ませる人が多い。
でも僕は違う。
“精度80%”の音程一致率が出たときも、
「20%は何? どうズレた? 85点じゃダメなんだ」
と本質を掘り下げる。
これは、音楽の話でも、データ分析でも、仕事でも同じ。
「なんとなくそれっぽい」情報には価値がない。
4. わからないことを“わからない”と言える組織で働きたい
AIにさえ“わからない”を言わせるには、
問い手に明確なスタンスと知識が必要だ。
僕は、そういう「問い直し」を恐れないチームで働きたい。
- ごまかしや前提の曖昧さを許さない
- 本当に意味のある数値を見極める
- 自分の「納得」まで掘り下げる
“正しいか”より“誠実か”を問う仕事がしたい。
📌 結びに:あなたの問いが、世界を変える
AIが進化しても、「問い直す力」は人間だけが持てる。
ChatGPTとのやりとりは、僕自身の思考と仕事観の強度を映してくれた。
あなたのチームに、
「わからないを放置しない人間」が必要なら、
ぜひ一度、話を聞いてほしい