船舶の動静を船・陸間、船・船間でリアルタイム且つ視覚的に把握できるWebサービス『Aisea』を開発・提供しています。

船の運航管理は、いまだにホワイトボードとFAXで行われていることも多く、長時間労働や不正確な情報をもとに意思決定を強いられるなどストレスも多い。船と陸、船と船同士がリアルタイムでお互いの位置を共有することができれば、海運会社や船の出入りを管理する港湾業務の効率は飛躍的に向上する。こうした情報をタブレットやスマートフォンのアプリで閲覧・管理できるものとして『Aisea』を開発し、国内外に普及させ、海事産業全体がIT化できるよう、底上げすることが目的です。 また、『Aisea』を開発する中で蓄積した技術を応用・発展させ、将来的に自律航行船の実用化を目指しています。

「IT化の遅れている海事産業におけるデジタル化の底上げ」を実現するため、Webサービスやアプリに慣れていない人でも直感的に使えるようなUIデザインに落とし込むのがデザインチームの最大のミッションです。汎用的に拡張ができて、カスタマイズ可能な構造、先進的なテクノロジーが活用されていて、かつ使いやすいUIを設計する…という非常に難しいですが重要なところで、海事産業のプラットフォームとしてデファクトスタンダードとなるデザインを目指しています。そのために、開発チームと企画段階から連携し、営業チームから顧客フィードバックを得、時には自ら港や船内に赴いてユーザの声を聴き、最適なUI/UXを提案・実装・改善します。 デザインチームを率いるリードデザイナーは、過去に多くのメジャークライアント案件を経験してきたベテランであり、自ら操船し頻繁に海に出る「釣り好き・船好き」でもある人物で「デザインの力で、海と船の業界に貢献する」ことを目的に、アイディアの一員になりました。船に乗る人の気持ちを知る「船や海に詳しいデザイナー」が身近にいる環境でなので、迷ったときには相談ができます。海や船に詳しくなくても、デザインのベース知識とスキルさえあれば、チームの力で「お客様も満足できるサービス」をデザインすることができる環境です。