「地域になくてはならない圧倒的な存在になる」を、ビジョンとし、山口県を中心に交通・不動産・IT事業を行っている生活産業企業です。 グループ会社のIT会社を通じ、既存のビジネスモデルや、業務内容にテクノロジーを活用して、イノベーションを生んでいる企業です。 交通ビジネス 「移動で人々を幸せにする」を事業ミッションとして、山口県内最大規模のタクシー会社です。通常のタクシーだけではなく、ハイヤーなどのVIPの送迎や、観光など、様々なシーンに合わせた運行サービスを提供しております。 そして、今最も力を入れているのが、MaaS領域で注目されている、ITを活用したAI乗合タクシーサービスです。 グループ会社の株式会社REAが開発した、AI乗合配車システムを通じ、乗合タクシーやタクシーでの荷物配送など、新しいビジネスモデルを構築して、地域の交通インフラを大きく変えております。 地方自治体のMaaS事業にも参画して、リーディングカンパニーとして、事業を行っております。 不動産ビジネス 九州と山口を中心に、住居用マンションや商業ビルなどのオーナー業を行っております。 2021年から戸建てを中心とした、リノベーション事業を立ち上げ、生活産業により深く関わっていきます、 また、当社の不動産入居者へのタクシーサービスの提供を通じ、 不動産×モビリティーといった新たなビジネスモデルも企画しております。 ITビジネス AI乗合配車システムの開発を通じ、自由に移動ができる社会インフラを構築し、地域の交通課題を解決するモビリティー分野を中心としたIT企業です。 全国の地方自治体や、タクシー会社にクラウド型AI乗合配車システムを提供し、新しいモビリティーサービスを企画・提案しております。 それらを通じ、自家用車がなくても自由に移動できる社会を作り、利用者の利便性の向上はもちろん、地方の交通事業者が持続的に成長できるソリューションを提供しております。 また、上記システムをベースにした、山口県が行っている、観光型MaaS事業のアプリ開発も行っており、山口県の観光産業に寄与しております。

日本経済は、人口や企業などは都市部への一極集中で、地方に「人」・「金」が集まらない環境になっており、結果的に地方経済は年々衰退しているのが現状です。 しかし、日本経済全体で考えると、地方経済の活性化が不可欠です。 そのような中、当社は地方でイノベーションを起こし、地方創生を目指しております。 都市部モデルではなく、地方モデルを構築し、日本経済の活性化に貢献します。

ビジネスで地方を元気にしたい！ 我々は、ITと既存の事業が同じグループ内にあるので、 かなり早いスピードで、新しいことにトライできます。 例えば、昨今のコロナでタクシーデリバリーの需要が高まったら、 交通事業部と密に連携し、デリバリー発注システムを開発し、 タクシーデリバリーといった新しいサービスを 2週間程度で立ち上げました。 利用している現場を理解できる環境であるので、 利用者本人からのフィードバックをもらえ、 ユーザビリティーが向上に向けた取り組みがすぐにできます。 進み具合を実感しながら新しい事に挑戦するまさに”ワクワク”しながら、日々過ごしています！

現在日本では地方から若者が流出し、一極集中が起こっています。 その結果地方では過疎化や高齢化が進み、交通機関の利用者が少なくなったことで電車やバスの廃線が起こっています。 加えて、免許返納の流れが世間に広まったことにより、高齢者の方が移動しにくい状況となってしまいました。 山口第一株式会社ではこうした様々な要因を受けて、移動がしにくくなっている人々のニーズに基づき、様々なものを企画し実現しています。 本日はそんな移動のニーズに答え続けてきた山口第一株式会社代表坂田さんにお話しをお伺いしました！ ◆まずは坂田さんの経歴をお伺いできますか？ 新卒でコンサルティング会社に元々勤め、その後IT系にも興味があったのでITコンサルにも転職しました。 山口第一株式会社は元々私の母の会社で代表者を務めていたので、そのまま受け継いだ形となります。 ◆日々意識していることはなんですか？ 一つは、すべてのことを自分事に考えること。 二つ目は、世の中のためになる事と収益、この二つのバランスを大切にすることです。 【すべてのことは自分事に考える】 これについては社員にも伝えるようにしています。 こないだあった出来事なのですが、スタッフから地方のスーパー等に無料でタクシーを呼べる電話を設置したいという要望があり、私はすぐに稟議を通して、電話を購入しました。 ですがその電話はなぜかうちのオフィスに置きっぱなしにされていたんです。 だから、私はスタッフに「この電話のお金が自分の財布から出ているとしたら、どうする？」と尋ねました。 するとスタッフが「すぐに設置します。」と言ってスーパー等に手配をしてくれました。 このようにスタッフには日々、自分だったらどう思うかを考えさせています。 物事を自分事で考えることで、お客様の気持ちもそして会社の気持ちも理解できるようになると私は考えています。 【世の中のためになる事と収益のバランスを考える】 私は二宮尊徳の「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」という言葉を大切にしています。 世の中のためだけを考えると収益化はしにくく、会社経営ができなくなってしまいますし、収益ばかり考えていても人が離れていってしまうんですよね。 これは現場と経営者あるあるだと思うのですが、この収益と道徳のバランスでぶつかることがあります。 現場の人間はどうしてもお客様と直接話しますから、情が入ってしまって、どこまでもお客様の要望に応えようとしてしまいます。 会社としてはお客様の要望を叶えることはもちろんですが、スタッフの仕事にはお金がかかっていて、時間(納期）も無限にあるわけではありません。 スタッフは時間をかけてお客様の要望に応えようとする、会社としてはなるべく短期間で仕事を仕上げ、次の仕事に取り掛かってほしい、こういった二つで衝突してしまうんです。 だからこそ、道徳と収益のバランスはとっても大事で、私はそれをスタッフに常に伝えています。 ◆今後はどんな方と働きたいですか？ やはり、当社の方向性を理解してくれて、自分事として考えられる方と働きたいです。 当社は、「"移動″で人々を"幸せ″にする」を理念に掲げています。 スキルや能力はもちろんのことですが、世の中の移動にまつわる課題に対して、どのように解決していくか日々考えられることが求められます。 今後は、電気自動車も普及しますし、空飛ぶ車等も実現の形に向かっています。 ITが普及した今、時代の流れは速く、ニーズもそれに応じて変化しくことでしょう。 こうした変化を楽しみながら、会社の方向性を理解し、世の中に何ができるか自分事として捉えて、考えられる人と働きたいです。