私たちは、アフリカでエアコンのサブスクリプションサービスを提供するスタートアップです。日本の大手エアコンメーカー ダイキンと、東大発ベンチャー WASSHAの共同事業としてスタートしました。まずはタンザニアを起点に事業を始めています。 ＜ダイキンとWASSHAの合弁会社設立について＞ ・東洋経済　https://toyokeizai.net/articles/-/331216 ・ダイキン工業プレスリリース　https://www.daikin.co.jp/press/2020/20200616/ ・日経新聞　https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60410420W0A610C2LKA000/ いまアフリカでは、粗悪な格安エアコンであふれており、様々な問題が起きています。 ●すぐに故障する上、修理サービスが充実していない。タンザニアの場合、10台エアコンがあったら、なんと7台は故障したまま放置されている ●省エネ性能が低いため、電気代が高く、人々の生活への負担が大きい ●さらに、地球環境に悪影響を及ぼす このように、人々の本当の豊かさや将来のことを考えない製品を、私たちは「ゾンビエアコン」と呼んでいます。 「ゾンビエアコン」に取って代わり、ダイキンの環境にやさしいエアコンを広めることが、私たちのミッションです。 ポイントとなるのは、サブスクリプション（使った分だけ支払う定額利用）方式です。 ●人々にとってネックとなる高額な初期費用（機器代）は無料に ●サブスクリプション費用を払っても毎月の電気代削減効果の方が大きくなる ●アフターサービスは全て無償化 ●モバイルマネーの課金システムで簡単に使える 人々は高品質の製品をお得に使い続けることができ、サービスを提供する私たちも、ダイキンエアコンは耐久性が高いため機器代を無料にしても継続的に利益を得ることができます。しかも、将来の地球環境を守ることにもつながります。 エアコン自体の品質の良さとサービス網に加えて、モバイルマネーのテクノロジーを掛け合わせることで、唯一無二のサービスとしてアフリカで一気に市場を獲得することを目指します。

すでに述べた通り、アフリカの「ゾンビエアコン」は深刻な問題です。電気代が高い上に、故障しても修理できないため、人々の生活は不便なままです。さらに、地球環境への悪影響を見過ごすことはできません。 少し専門的な話になりますが、エアコンの地球温暖化への影響を左右するのは冷媒技術です。ダイキンは、業界の第一人者として、高度な冷媒技術を発展させてきました。環境に何らかの負荷のある製品を販売する以上、その影響を最小限にとどめる努力をするのが事業者の責務だと私たちは思います。 2050年には、アフリカの人口は世界全体の4人に1人を占める巨大なマーケットになると言われています。この巨大市場は、ビジネスとしての魅力はもちろん、地球環境への影響の大きさを考えても見過ごすことはできません。 サブスクリプションにより高品質のエアコンが広まれば、いまタンザニアで困っている人が幸せになるのはもちろん、未来の環境にもプラスです。また、日常生活が送りやすくなると共に、エアコンに関する知識や技術を持つ人を育て、雇用を生み出すこともできます。 「ゾンビエアコン」を売るメーカーの目的が「いま」の「経済的な利益」だとすれば、私たちは「いまと未来」「生活と社会」のすべてを幸せにしたい。そのような想いで、エアコンのサブスクリプションに取り組んでいます。

私たちは創業したばかり、しかも大企業の技術力とスタートアップのアイデアを融合させて新しい事業を作っているので、新しいものを生み出すのが好きな人には大きなやりがいがあると思います。 新しいチャレンジの成功に向けて、大切にしている4つの価値観（Value）をご紹介します。 ◆Bright and Cheerful ( 明るく、元気よく） 自分たちが明るく、元気に働いていなければ、顧客を明るく元気にするサービスはできません。この価値観を実現するために、ひとりひとりの能力が発揮できる職場づくりに全員で取り組んでいます。 ◆Speed matters ( スピードが命、最速で実行する ) 事業の成功には、スピードと実行力が特に重要です。事業構想のタネの状態から法人設立までかかった時間はたった半年です。思いついたらやってみる、行き詰まったらすぐにコミュニケーションを取るなど、主体的かつ自発的に行動することを大切にしています。 ◆Integrity to people and society ( 人と社会に誠実に） お客さんにも、チームメンバーにも、自分自身にも、誠実に向き合うことを基本にしています。会社としても”社会の幸せの総和を減らすような事業展開はしない”など、“誠実さ”を軸に事業を行います。 ◆Work as professional ( プロフェッショナルとして働く） 給料を1円でももらう以上はひとりのプロとして働くという精神をみんなが持つようにしています。未知のことにも心を開いて努力し続けることを大切にしています。

▼募集職種　テックリード エンジニア（Android/Web） ▼募集背景 2021年4月よりタンザニア現地での本格的な実証実験を開始し、そこで得られたデータを元に更なる事業グロースに向けたアプリの改善を行います。 までを、リードしていただける方を募集します。 現在はWASSHAやインドの開発会社への受託開発ですが、将来的な自社エンジニアチームのための採用・組織設計、モバイルアプリや社内システムの開発〜サーバー側の構築・運用まで幅広く担える方を募集します。 ▼業務内容 自社1人目のテックリードエンジニアとして、開発に関わる領域を幅広くご担当いただきます。タンザニアでの事業展開上、必要となる業務システムに関し、事業サイドと連携しながら、要件定義〜開発〜運用/保守まで行っていただくポジションです。 ＊想定する業務全体のイメージ＊ 【開発（コーディング）】：◎（特定分野の十分な知識・運用経験が必要） 【企画・PM】：○（経営陣・ビジネスサイドとの連携が主） 【サーバー】：◎（網羅的な知識・運用経験が必要） 【デザイン】：x [直近1~2年] ・モバイルマネー会社とAndroidアプリのシステム連携リード ・エアコン使用状況のトラッキング機能実装（サーバー構築から） ・事業検証で見えた追加の機能実装 ・経営陣との連携/PM、ビジネスサイドとの連携 ・エアコン制御とモバイルマネー送金機能を備えたAndroidアプリの保守メンテナンス （現在業務委託中のインドの開発会社から、徐々に巻き取って内製化したいです） など [3~5年後] ・エンジニアリングチームの立ち上げ ・プロジェクト遂行のためのチームマネジメント ・経営陣との連携/PM、ビジネスサイドとの連携、など ・他国展開・他社との事業連携における技術面のリード ▼ポジションの魅力 ・世界的インパクトの大きなアフリカ市場で、0→1フェーズからプロダクト開発とチームづくりを主導できる ・大企業発ベンチャーの安定感と、スタートアップのスピード感を持って働ける ・海外のシステム開発事業（日本ではできないシステム開発）に挑戦できる ・実際のユーザーの声が聞ける ・1人目のテックリードエンジニアとして、多様な領域の技術スキルを身に付けられる ▼必要要件 ・Python/Django/MySQLの開発運用スキル 　または、AndroidApp(Java/Kotlin)の開発運用スキル ・AWSの運用スキル ▼歓迎要件 （スキル・ナレッジ） ・英語：外国人エンジニアとチャットベースでコミュニケーションをとるのに抵抗がない程度（必要あれば日本人メンバーがサポートします） ・バックエンド（サーバー、インフラ）の運用経験 ・フレームワーク・共通処理部分の実装経験 （経験） ・ベンチャー企業等でのテックリード、エンジニアマネージャー経験 ・クライアント等と要件定義など技術的な打ち合わせ経験 ・要件を漏れなく適切に実装するためのコミュニケーション能力 ▼こんな方と働きたい！ (下記のどれかにピンと来る人歓迎) ・あるべきプロダクトや組織の未来に向かって自発的に行動を起こせる人 ・未開拓な海外市場での新しいビジネスモデルやシステム開発を楽しめる人 ・違う立場の人を尊敬できる人 ・自分の得意分野をもち、かつシステム開発業務を全般的に行える方 ・積極的にビジネスサイドとの連携をとることができる方 ▼チーム体制 ・日本人社員5名（Bizチーム） ・タンザニア社員2名（営業・サービス） ▼働き方 チームや事業のフェーズに合わせて、お互いに相談しながら決めたいと考えています。 まずはこのような働き方を想定しています。 ・勤務地：神戸本社 ・フレックス制 ・開発に必要なPC・モニター・スマートフォンは支給（スペックは選択化） ・リモート勤務可能（定期的に出社していただければありがたいです） ・海外出張あり（年に1回程度） ▼採用担当者から こんにちは、採用担当者です。 テックリードエンジニアの募集にご興味を持っていただきありがとうございます。 少数精鋭の組織で自由に働きながら、アフリカでのおもしろい事業を一緒につくっていきませんか？プロダクト開発やアフリカでの事業展開など、少しでも気になる方は一度お話しさせていただければ嬉しいです。