ケアプロは、「病気を治す」ことに集中している保守的な医療業界において、
「病気を予防する」ことを皮切りにした革新的なヘルスケアサービスをプロデュースしています。
私たちの目標は『だれもが当たり前に健康になれる社会』を作ることです。
ただの寿命ではなく、健康寿命。
人の幸せは健康だからこそ生まれる。
そんな明るい社会を当たり前にするために、私たちは日々歩んでいます。
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〇予防医療事業部より〇
予防医療事業部が掲げているミッション(使命)は、
『生活習慣病の予防と医療費適正化に貢献する』です。
現在の日本において、習慣を変えれば防げるはずの生活習慣病によって死亡している人々は全体の6割もいます。つまり、あなたの友人の三人に二人は心臓病や脳卒中などの病気で亡くなってしまうという恐ろしい状況なのです。
またこれによる医療費も尋常ではありません。
国の発表によれば、生活習慣病にかかる医療費は10兆円をこえています。
ちなみに平成最後の年では全体の国家予算は100兆円でした。
つまり、生活習慣病の治療だけで国家予算の10%ものお金を使わざるを得ないのです。
こうした現状を見てみると、我が国の憲法25条で保障されている
「健康で文化的な最低限度の生活を営む」
ことをみんなができているとは思えないどころか、日本社会のとてつもない負担になっていることがわかります。
私たちケアプロ予防医療事業部はこの状況を打破するべく、革新的なヘルスケアサービスを創出し、社会に広げて人々が健康的な生活を送れるように、これからも走り続けていきます。
【サービス:セルフ健康チェック事業】
成人ならだれでも簡単に健康チェックができるサービスです。
事業スタートから10年経過し、2020年1月現在までに51万人を超える方々にご利用いただいてきました。現在では、全国出張の健康チェックサービスを年540回規模で行うほどになっています。
しかし、以前は法的にグレーゾーンであり、時には行政の圧力によってサービス提供を止めざるを得ないこともありました。
すぐそこに、自身の健康状態を今すぐ知りたい人がいるのにも関わらずです。
そうした状況で苦心しながらサービスを提供し続けて、ついに2014年3月。
国の産業競争力会議での提言により、健康チェックのサービスが合法化されました。
つまり、私たちの地道な活動が国を動かし、社会的な価値があると認められたのです。
これは予防医療事業部のみならず、ケアプロにとって大きな前進でした。
今の予防医療事業部は企業と提携し、共同で健康チェックイベントを全国で開いてます。
従来はケアプロ単体で店舗経営やイベントの開催を行っていましたが、現在は他社と協力することにより、より多くの方々が自分自身(セルフ)で健康チェックをすることができています。
こうした様々な取り組みを通じ、日本を健康的な社会にすべくこれからも前進していきます。
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〇在宅医療事業部より〇
2007年の創業以来、ケアプロは予防医療に専念してきました。しかし私たちは2011年の東日本大震災にて、日本のまた大きな課題を目の当たりにすることになります。
それは被災地に建てられた仮設住宅で高齢者がだれにも知られず亡くなっていた、というニュース。
つまり「孤独死」です。
政府の試算によると、2020年には「看取り難民」が全国で約30万人出現すると試算されています。つまり東京ドームを5回以上も満員にできてしまう人数が、最期の時間を過ごすところを見つけられないというのです。
この問題を解決できるのはただ一つ、『訪問看護』を社会に充実させるほかありません。
こうして2012年にスタートした新規事業〈在宅医療事業〉は、
「看取り難民30万人を防ぎ、孤独死の予防と、終末期医療費の抑制」
をメインミッションとした
【24時間365日対応の訪問看護ステーション】
という革新的なサービスを展開しています。
従来の慣行を打破し、社会で本当に求められている革新的なヘルス(ケア)サービスを(プロ)デュースする。
この「ケアプロ」の精神は、訪問看護の世界でも息づき、そして順調に成長しています。