━━■街と人がととのう、様々なしかけ■━━ ■良い街並み、いい建築 -------------------------------------------------------- 内装は、自他共にサウナ好きを公言する、谷尻誠氏・吉田愛氏が率いる「SUPPOSE DESIGN OFFICE」が担当。 若い人たちだけが行くような“流行りのサウナ”おしゃれなサウナではなくて、子どもたちが小銭を握ってやってきたり、近所のお年寄りがふらっと寄れたりするような、そんな場所がいいというコンセプトのもと、 土っぽい色合いや、カウンターの素材感。 受付がありながら、その場でビールやお酒も楽しめる。 むしろ“狭さ”をデザインに活かし、銭湯の番台のような受付の雰囲気や、小さなロッカーが並ぶ風景を再構成しながら、懐かしさと新しさが混ざり合う空間を意識した空間として設計。 ■呼吸から考えるこれからのサウナ -------------------------------------------------------- サウナ室は、Saunner of the Year 2024を受賞した「科学」の視点でサウナとスチームを日々研究するアカデミックサウナレーベル「madsaunist」が監修。 従来のサウナイメージは「熱い」「息苦しい」「居心地が悪い」。 これらの３大ネガティブイメージを解消し、誰もが心地よく、気軽にサウナを利用できる空間をつくり、今までにない新たなサウナ体験を提供したい。 そんな思いから、従来のサウナ室とは一線を画す、呼吸がしやすく快適なサウナを設計。 空気の吸気と排気の流れを設計し、水蒸気の循環をデザインすることで、呼吸がしやすく、しっかりと温まり、ととのえる空間を目指す。 短時間で全身がバランスよく温まる構造を分析し、設計することで 心臓への負荷を低減しながら、健康効果も期待。 サウナを科学的に捉え、各界の専門家や論文、独自の知見をミックスさせた『アカデミックアウトドアサウナ理論』の啓蒙を図る彼らの知見を生かし、 新しくて本質的なサウナを実現させる。