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今岡 祐
大学時代に電気電子工学を学び、2009年に卒業後、「家族や自分が助けられたように、今度は自分が医療技術で患者様だけでなく、そのご家族の心も救えるような仕事をしたい」と考え、アメリカのGEに就職しました。 GEでは7年間、MRI画像診断装置の設計開発や既存顧客の技術サポートに従事しました。そこで医療分野の幅広さに触れる中で、特にリハビリテーション医療に強く関心を持つようになり、2016年に退社。イギリスのUniversity College London(UCL)にて、リハビリテーション医療工学を学びました。 UCL在学中には、自ら開発した新しいバランス評価機器を用いた研究を行い、その成果をさらに発展させるため、卒業後は2018年にスイスのETH Zurichの博士課程に進学。3年半にわたり、リハビリテーション医療における研究・技術開発に従事し、現在はアニマでその経験を活かしています。 私は根っからの研究・エンジニアリング好きです。今後は、世界にまだ存在しない最先端技術の開発をさらに推進し、アニマの技術を世界に届け、「立つ」「歩く」ことに困難を抱える患者様とそのご家族の支えとなる会社・人間を育てていきたいと考えています。
MEDICA 2024 出展
今岡 祐's story
「重心動揺計といえばアニマ」。1974年の創業以来、パイオニアとして独自の研究・開発を重ねてきました。私たちの技術は、めまい・ふらつきなどの平衡障害や、パーキンソン病をはじめとした神経疾患の正確な評価に活用され、多くの医療現場で信頼を得ています。
「筋力測定装置 µTas(ミュータス)」。コンパクトながら高精度を誇る筋力測定装置で、20年以上の販売実績があります。筋力を数値で「見える化」することで、客観的かつ効率的な評価が可能です。現在では、多くの理学療法士(PT)の皆さまをはじめ、全国の医療・リハビリ現場で広く活用されています。
世界が直面する未曾有の高齢化社会。めまい・転倒・骨折・認知症・脳梗塞・脳震盪・心肺疾患・パーキンソン病など、運動・神経疾患の増加が予想される中、リハビリテーション医療の重要性は、今後さらに高まっていきます。アニマは、「立つ力」「歩く力」の回復を通じて、人々の人生に再び光を灯すことを目指し、最先端の技術で貢献してまいります。
アニマには、国際レベルでの研究開発力という、ユニークな強みがあります。バイオメカニクスの権威・カナダの David A. Winter 教授をはじめ、世界の著名な研究者との交流を長年にわたり深めてきました。現在は、スイスのR&Dセンターを拠点に、グローバル規模での研究開発を加速させています。世界最先端の研究を通じて、まだこの世に存在しないリハビリ医療技術を創造し、 一人でも多くの方の「立つ」「歩く」力の回復に貢献したいと考えています。
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