私たちGreen Carbon株式会社は、カーボンニュートラルな世界を目指して、カーボンクレジットの創出支援や、環境コンサルティングなどのソリューションを展開している会社です。
■カーボンクレジットとは■
「カーボンクレジット」は、CO2の吸収・削減量を「排出権(クレジット化)」として販売・取り引きできる仕組みです。
CO2を排出しすぎている法人が、CO2を吸収・削減できている法人のクレジットを購入して、自社CO2排出量を減らすことができます。
■事業内容■
・カーボンクレジット創出販売支援(主力事業)
水田・森林保全・バイオ炭・牛のゲップ削減・カーボンファーミング・マングローブ植林によりクレジットを創出。
既に世の中に存在をしているカーボンクレジットの購入の仲介や、自社で創出したカーボンクレジットの売却支援を行っています。
・生物のデザイン
植物の成長速度を加速させる研究や、暑さに強い種子の開発、緑地化の推進など、カーボンクレジット創出につながる生物のデザインを扱います。
・ESGコンサルティング
企業が求められているサステナビティ対応や課題に対し、あらゆるソリューションを提供し、情報開示・発信まで並走して支援します。
・アプリケーションの開発/連携
ユーザーが必要な書類や情報をわかりやすく、簡単に提出できるためのアプリ開発・連携をしています。
▍Agreen(アグリーン)
「Agreen」は、クレジットの創出から登録・申請・販売までを一気通貫で支援するワンプラットフォームサービスです。クレジット登録・申請に必要な書類をアップデートすることで、複雑な申請手続きを簡易化できます。
■実績と成長性■
・世界レベルで広がる支援実績
日本国内に留まらず、フィリピン・タイ・ベトナム・カンボジア・インドネシア・モンゴル・オーストラリア・コスタリカなど世界中でカーボンクレジットの創出、販売、企業連携を実施しています。
・官民一体で進める環境活動
JETRO・JICAなど環境活動団体による補助金や、経済産業省からの補助金を事業推進の原動力に加えつつ、JAXAとの衛星を活用した共同研究も進めているところです。
・農業領域のファーストペンギン
2023年の一年間で、水田由来のカーボンクレジットを、6,220tつくり出すことに成功しました。
翌2024年には、農林水産省が公募する令和6年度農業分野の「J-クレジット創出推進支援事業」に採択されています。
■今後の展望■
国内のCO2排出量・10億tに対し、2030年の国内クレジット創出量は100万tに留まる見込みです。需要と供給のバランスをとるべく、国外も視野に入れて幅広くカーボンクレジットを獲得していきます。
一例として、政府が主導する「二国間クレジット」を取得して、ベトナム・日本で取り引きできるようにします。ちなみに、ベトナムでのプロジェクトを、世界的に知られるカーボンクレジットの認証機関「Gold Standard・Verra」に提出し、徐々に実行に移しています。
将来的には、アジアのみならず世界で最も多くカーボンクレジットをつくり出し、販売する企業となり、カーボンクレジットを軸とした「green carbon経済圏」を構築する考えです。