近年世界中でサステナビリティやSDGsという文言を聞く機会が増えているなど、環境保全に対する意識を高める企業・個人は非常に増えております。 しかし現在、環境問題に対して本質的に取り組みを行っている企業はまだまだ少なく、多くの企業ではステークホルダーに対してのアピールとして、ファッション感覚で取り組みを行っている企業が非常に多いです。 そんななか、環境問題に本質的に貢献しながら事業運営が可能な業界の1つがリユース業界です。 リユース業界を少しだけ説明すると、例えばリサイクルショップなどのように、お客様から不要なものを買い取り、それを販売することで商品の再利用を可能にしている業界です。 リサイクルショップなどを1度は訪れたことがある人も少なくないかもしれませんが、実はリユース市場が発展している国は世界中を見ても数が少ないです。 多くの諸外国では、商品を使えなくなるまで使い、不要になったらそのまま捨てるという習慣を持っている国も多く、日本のように商品を再利用する習慣を持つ国は非常に少ないです。 そんな習慣を持っていることもあり、日本のリユース業界は元から発達はしておりましたが、近年では環境問題の意識の高まりもあり、業界自体が非常に成長しています。 しかしそんなリユース業界において、主に２つの問題があると考えています。 1つ目は買取⇒製品化⇒品出し⇒販売というビジネスのフローにおいて、作業が非常に多いのです。 一般的な小売業とは販売に至るまでの作業が多いのですが、人力で作業を全て行っている企業もまだまだ非常に多いです。 その結果、人がやらなくていい部分をアナログで頑張り、結果人しか出来ない接客などの部分に力が入っていないケースが散見されます。 また、2つ目の問題として属人性が非常に高いのも大きな問題です。 買取時の査定金額や査定内容などは、ベテランバイヤーと新人バイヤーで大きな差が出来てしまい、査定の標準化が出来ていません。 買取はリユース事業の中でも根幹になる業務の1つでもあるので、この部分が属人化していることが問題となっております。 これらの問題を、ReCOREを通じて解決していきます。 リユースリサイクル業界を、これまでに無い全く新しいリユース業専門POSシステム「ReCORE」を通じて、発展させていきます。 そして、取得したビッグデータを通じ、二次流通の可能性を、メーカーや海外に向けて提唱し、業界の発展をより加速させると共に、これから二次流通に参入される企業様の支援を行います。 また、リユース業界で培ったノウハウを基にリテール領域のDX化・オムニチャネル化を推進しております。 これもなかなか他の企業ではあまり見られない光景ではありますが、弊社ではシステムの開発業者が最終消費者のことまで考え、最終消費者にとっての最適なシステムとしてあり続けられるよう、システムの開発や設計を行ったりもしています。 コロナの蔓延から収束までの過程で様々な購買方法が定着した今、お客様が求めている最高の顧客体験を実現するために、「ReCORE」を通じて提供できるようにしております。