ドローン運航管理（UTM）の国際標準ASTMに積極参加して、仕様を把握・提案し、日本でも認定される見込みの運航管理システムを開発します。国際標準に基づきつつも、様々なAIを仕込んで独自化し、他社より便利で安全なサービスを提供できるようにします。また、実際のドローン運航者との実証実験などを通して得られる課題をもとに、新たなAI機能の設計・開発を行っていきます。日本で、このUTMの差別化機能の実績を検証した後には、海外の通信キャリア等と連携し、海外に展開していきます。

ドローン、空飛ぶクルマ、自動運転車などの自律モビリティを、社会で安全に運航させるには、経路計画を共有し、相互に調整し合うことが必要です。このためには、調整AIに限らず、様々な機能をAI化させる必要があります。また、AIを導入しつつも、安全性を保つための社会ルールや規範が必要です。そのため、我々は航空局や業界の他社との密な連携をしています。我々は、このように、新たな交通ルールを定めつつ、そのもとで最善に振る舞う自律モビリティの構築を行なっていきます。

・チームの文化 　機械学習やAIに関する先端技術（例えば、深層学習のTransformer）をしっかり調査・把握し、研究レベルでは試作品に導入しつつも、実サービスで用いる際には必要最小限の機械学習技術を採用する、といった合理的な判断を重視しています。知的好奇心を重視しつつも、品質に対しての責任感と、冷静さを持つことが重要だと考えています。 ・働く環境（時間・場所） 　分担した機能の設計・開発などをしっかり達成出来れば、テレワークであっても、好きな時間に仕事をしてもらっても構いません。

・機能 運航管理システムの中で、特に、機械学習・AIを用いた機能について設計・開発を担当する。クラウド側のシステムのみならず、ドローンの機体に搭載する端末（ラズパイ）に搭載するAI機能などを開発する。 ・機械学習の種類 予測（回帰・判別などの教師付き学習）や強化学習、最適化などを用いて、調整AI、画像認識、経路計画などのAIシステムを開発する。 ・分担 コア部分に関する試作・開発を担いつつ、周辺部分（データ入出力やシステム接続）については、ソフト外注あるいは、他の社内メンバが担当する。 ・言語 プログラム言語は、Pythonを想定するが、他の言語も応相談。