四方を海に囲まれる日本の物流において、海運は国内輸送の約4割、国外輸送では9割以上を占め、非常に重要な役割を担っています。
最近では、ネット通販の急速な普及もあり、以前にも増して、速さと精度を求められるようになってきました。
しかし、労働環境の改善や働き方改革の流れから、「きれいな環境で安全に働きたい」「残業はしたくない」というニーズも強まり、働き手が足りないのが現状です。
大量の小さな荷物を丁寧かつスピーディーに運搬しなければならない一方、人手不足の中で社会変化に対応する必要がある、こういった課題を解決するために、ITエンジニアを経て港湾事業会社を営む代表が、業界の第一人者として2017年に弊社を設立しました。
設立以降、「船の安全と安心を、世界一快適に」というビジョンの実現に向けて、海事産業を支える大規模な「IoT×AI×Cloud」のDXプラットフォーム「Aisea(アイシア)」の開発・提供をはじめとして、日々AIやIoTを活用した海事産業のDXに取り組んでいます。
2018年には2名だったスタッフが、2023年には約35名にまで増え、従業員成長率は160%を超えるなど、勢いのあるスタートアップ企業です。業界の働き方改革への貢献や、近年では船舶の自律運航の実現にも挑戦しています。
<「Aisea」とは>
「Aisea」は、アナログな業務体系が多く残っている海事産業のDXを推進するために作られたサービスです。
代表的なものに、海上で他船の状況や危険領域などの情報をリアルタイムで確認できる機能があり、他に船舶の運航管理システムや船上の労務管理システムなどを提供しています。