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高鍋駅 月市 × NABEGO × ナベゴーメディア 高校生がまちを動かすプロジェクト

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ABOUT

宮崎県高鍋町の高鍋駅で毎月第2日曜日に開催する「月市」と、高校生まちづくりチーム「NABEGO」、そして高校生が地域課題を発信するショート動画メディア「ナベゴーメディア」。高鍋高校と高鍋農業高校が連携し、利用者の減少が著しい駅前に新たなにぎわいを創出するプロジェクトです。三菱みらい育成財団の助成プログラムに採択されています。

【プロジェクトの背景】
人口減少が加速する高鍋町。高鍋高校と高鍋農業高校は、学区制廃止や農業従事者の減少により、生徒数減少・定員割れに直面していました。そこでイツノマが2024年7月、2校連携のまちづくりチーム「NABEGO」を結成。普通高校と農業高校が並立する強みを活かし、高鍋駅で「月市」を開催。高校生が企画・運営し、農業高校生がつくった農作物を販売するマルシェを通じて、町内にあらたなにぎわいを創出しています。

【3つのプロジェクト】

▼1. 月市(マルシェイベント)
毎月第2日曜日、高鍋駅で高鍋町観光協会・イツノマと共同主催。高校生15名が毎週火・金の放課後に企画ミーティングを実施し、イベント内容を考案。当日は、地元生産者の産品の代行販売、高鍋農業高校生がつくった農作物の販売、高校生が企画したイベント(ワークショップ、ゲーム、パフォーマンスなど)を運営。利用者の減少が著しい駅前が、月に1度、地域住民と高校生が交流する「まちの居場所」に変わります。

▼2. NABEGO(高校生まちづくりチーム)
高鍋高校×高鍋農業高校の高校生15名で構成。毎週火・金の放課後に集まり、月市の企画、地域課題の発見、取材活動、動画制作を実践。「普段の授業では体験できない地域の人との関わりや取材を通じて、自分たちの町を違う角度から見ることができた」(NABEGO代表・高鍋高校2年 丸山絢葉さん)。高校生にとっての「挑戦」「学び」「新しい居場所」になっています。

▼3. ナベゴーメディア(動画メディア)
2024年10月開設。高校生が自ら地域課題を見つけ、取材・撮影・編集を通じてショート動画で発信。動画制作のプロフェッショナル「RICEメディア」(株式会社TomoshiBito)と連携し、初期はRICEメディアが制作を担い、その後は高校生が自走できる体制を整備中。YouTube・Instagram・TikTokで毎月1〜2本配信予定。町内の小中学生に「この先輩と学びたい」と2校への進学希望者を増やし、全国の高校生にも「まちづくりは自分ごと」として波及することを目指しています。