高校魅力化プロジェクトに参加する島根県立隠岐島前高校の視聴覚室リニューアルプロジェクトを担当いたしました。

プロジェクトの発端は、「「地域共創科」という学科を立ち上げを機とした象徴的なプロジェクトの発進。象徴的な場所だけでなく、場作りのプロセスや運用面でも「共創」の意味を持たせるべく、教員・生徒を巻き込むプロジェクトを計画しました。

高校の校舎内で行ったワークショップで生まれた「未来をともに創るために、トキメキを開放しよう」というコンセプト。これを基に、ときには宝物となり、ときには研ぎ澄まされるメタファーとなる「転がる石」をデザインコンセプトに置き、空間をデザインしました。施工もワークショップ形式を採用することで、プロジェクトを通して「共に創る」体験を実現しました。

DATA

場所： 島根県隠岐郡海士町
竣工年月：2022年3月
企画期間：2ヶ月
設計期間：3ヶ月
施工期間：1ヶ月

TEAM

プロジェクトマネジメント：八塚
ワークショップデザイン：八塚
デザイン企画：松原
施工手配：藤森
DIYワークショップサポート：牧野
写真：nishi yukimi