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finibo: 洗浄後工程での食器自動仕分けロボット
finiboは、株式会社フジマックと共同開発した食器自動仕分けロボットです。コンベア型食器洗浄機は、病院やホテルの厨房や飛行機の機内食の工場で用いられています。洗浄機から出てくる食器を仕訳けてコンテナに収める作業に3~5人の作業者が関わっています。
食器の仕分けと収納のような繰り返し作業をFiniboが担うことで、
作業者の負荷軽減と、現場の生産性向上につながります。
1. 洗浄後工程を自動化
洗浄工場や大型厨房では、食器片付けを担当する作業員は、熱気と蒸気の中で長時間立ち続けることになるため、作業員が集まりにくく離職率も比較的高いです。この洗浄領域の人手不足を解決するため、TechMagicとfujimakは、食器自動仕分けロボットfiniboを開発しました。
2. finiboの仕組み
finiboは、ベルトコンベア上から食器を取り上げるロボット(Picker)と、食器をコンテナにしまい込むロボット(Stower)の2台のロボットが協調して作業を行うシステムです。
Pickerは、あらかじめ外観を登録した食器をカメラで認識してベルトコンベア上からピックアップすることができます。フライトコンベア(食器を立てて洗浄する効率のよいコンベア形状)の上の、姿勢や位置がランダムな食器もきちんと取り上げることができます。Stowerは、食器を種類ごとに仕分けてコンテナに平らに積んでいきます。作業者はコンテナがいっぱいなったらコンテナを取り出して次の工程へ運び、空のコンテナに入れ替えます。