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調理ロボットにより、一連の調理工程を完全自動化し、外食店舗の人手不足解消
外食産業の最大のコスト要因は人件費であり、利益率や持続可能性は人件費に大きく依存しています。加えて、新型コロナウイルスが流行している現在においては、人との接触をなるべく低減するという新たな要求も生まれてきています。調理を始めとする店舗内の作業の自動化を、調理品質も保ったまま実現し、中長期的な人手不足課題の解決と人の接触機会の低減をはかり、外食産業の持続可能性を高めます。
1, 調理に必要な一連の調理業務を横断して自動化
パスタの調理は、麺を茹で、ソース及び具材とともに混ぜながら鍋で加熱し、皿に盛り付け、つかい終わった鍋を洗浄する、といったことを連続的に行わなければなりません。これらの複雑な工程を、ロボットや機械により自動化することは大変困難です。開発中の調理ロボットでは、保存された麺や具材を注文に応じて自動で選び、正確に供給して、茹で・炒め調理器を独自開発したロボットアームにより協調させて、自動化します。
2, 現在のオペレーションと同等のスピードで、熟練の調理技術を再現
現状の店舗では繁忙ピーク時には1時間あたり120食以上を提供し、たいへん忙しいものです。また、ロボットの作ったパスタの美味しさや見栄えが手作りに比べて劣ってしまうことも許されません。調理ロボットには人と同等の提供スピードと品質で調理するという高い水準が要求されます。また熟練の調理技術を再現することで、ロボットでも「美味しい」調理を実現しています。
3, 一人単位での省人化を実現して、店舗生産性を向上
これまで、一連の調理作業の一部のみを自動化するロボットは存在しましたが、働く人の省力化はできても働く人の数を減らすことは困難でした。TechMagicのロボットは一連作業の自動化を実現することで、作業に係る人数を1人単位で減らし、採用・教育費を含めた人件費の削減が可能になり、店舗の生産性が向上します。