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ABOUT
ベクター・ロジック株式会社様は、長野県のIoT・ソフトウェア会社です。
データ分析や活用、BIなどの領域ははじめてということでしたが、今後の同社における対応領域の展開・拡張のため、できる限りスピーディに知見を得たいとご相談いただきました。当社は3ヶ月の短期集中アドバイザリーでご支援をし、
全くのゼロから3ヶ月で即応的にBIツールが使えるようになった
ツールの機能特性が理解でき、ツールとの外部機能連携により、効率的かつ効果的にシステム開発ができるようになった
と成果をご実感いただきました。
どのような経緯で大きな成果を生んだのか、同社代表取締役の竹内様、飯塚様にインタビューしました。短期間の集中学習で成果を上げたいとお考えの方は、是非参考にしてみてください。
■課題と背景
Q ソフトウェア会社様が、データ分析・データ活用を取り組まれようとされたのはなぜでしょうか?
竹内様「当社はソフトウェア/ファームウェア開発の会社で、IoTも得意分野の一つとしています。そのことから、IoTや機械学習のアプローチでのサービスラインナップは多いのですが、データ分析や活用という面では社内ノウハウが少なく、知見も乏しい状況でした。
しかし、データ分析や活用は顧客からのニーズも高く、当社のビジネス領域を広げたくコンサルティングサービスを利用しました。」
■データビズラボと共にデータ分析・データビジュアライゼーションの学習を始めた理由
Q 当社にコンサルティングをご依頼いただいた基準はどのようなものでしたでしょうか?
竹内様「事前のご相談で、単にサンプルのデータではなく、実務上の生データに対して適切な操作・技術を使った効果的なアプローチを具体的に明示して頂けました。
これは学習者によくある問題なのですが、ツールで出来る「操作」自体を知っていても、自分が対峙している新たな課題にどの操作が適切なのかを思いつくことは難しいものです。代表の永田さんと話した時、まず課題や目的に立ち戻り、その上で適切な操作や技術を選択できるようになっていくべきだという姿勢に目から鱗でした。本来のトレーニングとはこうあるべきなのだと感じました。自分自身が認識していた課題と永田さんの設定する課題は全然違うこともあり、確かに永田さんの提示する解決する課題の方が解くべき価値のある課題であると感じることがありました。
実践課題に則した効率的で的確なアドバイザリーは、通常のBIツールの機能説明だけでのトレーニングでは絶対に実現できないとも思いました。
事前に他社の導入事例や豊富な実績も提供頂き、信頼していました。加えて、事前に処理に困っていたデータに対してお見せすると具体的なコメントを一瞬で頂き一瞬で解決しました。自分がずっと時間をかけて調べたりしていた時間はなんだったのだろうと思いました。こういったこともあり、学習の時間ロスも解決できる確信があり、取り組む前に迷いや不安は特にありませんでした。」
■データ分析・活用の領域で苦労したこと
Q 取り組みの中で、苦労したことはございますか?
竹内様「定常業務であるソフトウェア開発業務と並行して取り組んでいましたので、短期間かつ限られた時間の中で習得する必要がありました。毎週出された宿題も結構大変でしたが、ここはもう、物理的な時間のやりくりでしたので、根性しかありませんでした(笑)
しかし、成果を出すためには時間がかかるのは当然であり、多くの人が時間がかかることをやらないからこそ価値があると代表の永田さんに仰っていただいたことで、モチベーションをキープしたまま学習を続けることが出来ました。
ダイエットと同じで最も大変なのは継続であり、この継続するためには伴走がなかったらやりきれなかったと思いました。
また、データを扱う基本的な技術の習得はもちろんですが、分析結果の視覚化(データビジュアライゼーション)における表現方法に迷うことが多かったと思います。
ソフトウェア開発の職業柄、これまでは、プロダクトオーナーからの要求に応えるべく、できるだけ多くの機能・データを盛り込むような UI/UXの作りになりがちでした。しかし、研修を受けた今は、オーディエンス(ユーザー)にとって重要な情報を視覚化してシンプルに伝えることを重視するように考え方が変わりました。」
■成果を出すために重要なこと
Q 短期間集中して学習することで成果を出すために一番重要なことはなんだったと思いますか?
竹内様「エンジニアリング領域だけでなく、ビジネスに関する領域までの包括的な知識を習得するにあたり、短期間で大きな成果を出すのは実際難しいです。ですので、毎日短時間でも休まず継続して、成果を積み上げていくような取り組み姿勢が重要だったと思います。」
Q 特に心がけていたことはございますか?
竹内様「今回はBIツールの知識がないゼロからのスタートでしたので、まずはできる限り多くの機能を実際に使って操作方法を体得するとともに、BIツールで何ができるのかの機能面からも理解することを心がけて取り組みました。」
■これから取り組む方へのアドバイス
Q これから取り組む人へのアドバイスはありますか?
竹内様「BIツールの習得には、とにかく、どのようなデータでも良いので実際に操作して試してみる、何かを作成してみることが一番の近道です。
身近なデータを扱いながらデータ分析やビジュアライゼーションなどの技術を習得することで、その便利さや面白さ、また必要性などを体感して認識することができます。
また、当社のように、短期間に効率よくBIツールの習得とその効果検証を行う必要がある方には、技術力とビジネス知見、実績を備えた外部アドバイザリーの活用をおすすめします。何もわからず右往左往している時間がもったいないからです。」
■今後の取り組み
Q 今後の取り組み、改善点、ビジョンはどのようなものでしょうか?
竹内様「3か月間という短い期間の中でも、期待以上の習得成果が得られました。
今後は、データ分析やビジュアライゼーションの技術の幅を広げていくことは勿論、IoT分野のみならず、他のシステムにおいても、多種多様化するデータを有効活用できるようなソフトウェア開発の当社スタイルを構築していきたいと考えています。そのためにも、提供いただいた多くの事例等から学習を継続していきたいと考えています。また、そのためにも、データ活用の包括的知識をもつ社内人材の育成をさらに継続していきます。」
■おわりに
何事にも共通することですが、最初の段階で効率的に情報収集し質の高い「勘所」をつかむことができると、その後の学習スピードは加速します。
ベクター・ロジック様がそうであったように、ソフトウェア会社であってもデータ分析・活用の領域には未経験であるという企業は少なくないでしょう。
そんな企業様はぜひ短期集中学習の実践を考えてみてください。
集中して取り組み、的確なアドバイスを受ければ、新たなサービス開発ができるようになります。
詳細 https://data-viz-lab.com/case/vl-training
クライアント名 ベクター・ロジック株式会社様
http://www.vector-logic.co.jp