幼少期〜高校
初めて日本文化に触れる
中学3年生でサンフランシスコに引っ越したことで、それまで育った限られたコミュニティから広い世界へと足を踏み出すことになります。私が進学した高校は進学校で、それまでとは違い、中国系などアジアをルーツに置く人との交流も始まりました。 アジア系の人たちの気持ちがわからない、と思っていたときに、高校1年のときに初めて日本文化に触れました。 家から自転車で20分ほどの場所にジャパンタウン(日本街)があり、14歳下の妹を連れてよく遊びに行っていました。字幕付きの古い時代劇や黒澤映画を楽しんだり、露天商で売られていたお餅を食べたりと、そこで初めて日本文化と触れ合いました。 写真は高校生の頃の私と、母と妹です。