Kosuke Hayashi

ドコモ社がネットワークを提供している「モバイル牛温恵」は、 親牛に装着した温度センサーで健康状態を監視し、ユーザーのモバイル端末に通知することで、牛の分娩事故や24時間体制での監視を不要にするサービス。 この「モバイル牛温恵」から発信する「分娩の約24時間前」「1次破水時」「発情の兆候」などの情報の受け取りを、“牛のお尻“のキャラクターである「牛のお尻ちゃん」と会話するという体験に仕上げた、プロトタイプ版AndroidアプリとLPを制作した。 アプリに来た通知は、チャットのように牛のお尻ちゃんからでる吹き出しで伝えられ、 自身の対応に併せて返信できるようにすることで、あたかも牛と直接対話しているような体験に。 また、体温や発情のタイミングをリアルタイムでチェックすることも可能な各牛ごとのプロフィールページでは、実際に飼っている牛に似せた牛のお尻ちゃんの画像が作れるようにすることで、アプリ内の牛にもリアルな牛同様の愛着が持てるようにした。 LPでは、モバイル牛温恵と牛のお尻ちゃんアプリの紹介に加え、 未来の酪農・畜産農家になる若者をつくる為の絵本や、人気声優の水瀬いのりさんを採用した3Dアニメを掲載した。