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脳を使った人工知能の情報表現の可視化

生体機能情報解析室では油絵の画像に対する個人の美的嗜好を読み取る人工知能を作成し、fMRIを用いて個人の脳活動と人工知能の間の情報表現の類似を調べました。
その結果、Principal gradientと呼ばれる、脳内の階層的情報処理の勾配に沿って、感覚情報が主観的価値情報に変換されることを明らかにし、Biorxivにて論文発表いたしました。
https://biorxiv.org/cgi/content/short/2021.03.18.435929v1

人工知能研究としての本研究の新規性は、脳を使って、人工知能の情報表現を可視化できることを示した点にあります。
この研究はGradCAMなどの従来手法とは全く異なるアプローチでdeep neural networkの情報表現を可視化できることを示しています。

生体機能情報解析室では、本研究をさらに発展させるため、博士研究員およびアルバイトを募集しています。
詳しくは生体機能情報解析室の近添までお問い合わせください。

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