弊社のオフィスはかなりユニークです。以下のオフィスの入り口の写真を見てもらえるとわかると思いますが、来社された方は、まず度肝を抜かれます。

何故、こんなオフィスを創ったかという物語です。

現在の秋葉原オフィスが完成したのが2010年5月、そこから遡ること約9ヶ月前、2009年7月７日に、新オフィスを創ることを代表の後藤稔行が決意しました。

弊社の企業理念は、"社員の夢を応援する企業になろう！"というのがスローガンなので、新オフィスを創るなら社員が夢を感じられるオフィスを創ろうということになりました。

言うは容易いことですが、簡単ではなく、

2009年8月中～2009年12月まで試行錯誤し、プランを練る。

ビジョン、理念を形にすることの難しさ壁にぶつかり何度も妥協が頭によぎるが、既存の価値を超えたい一心で奮起。

どうしても壁が超えられず、考えたあげく、漫画家とコラボして、ビジョン、理念を物語にした絵本「ジブンの夢冒険」を制作。

絵本ができて、やっと前に進み、絵本がオフィスデザインのコンセプトになる。

その後、漫画家にオフィスイメージを制作してもらい、既存内装の固定概念など全てとっぱらたファンタジー色の強い内容で、企画・デザインを確定。

しかし、問題が浮上。

こんな非常識なデザインだと、やってくれる中規模の内装屋がいない。大手内装屋に依頼すると、とんでもない金額になる。

どうするか？

ここで代表の後藤は、腹をくくり、ジブンで工事をディレクションすることを決意。

2010年1月から施行開始したが、内装素人の後藤が、こんな難しいデザインの工事に挑戦するので、幾度となく、その実現性に悩む日々が続く。

・一級建築士との解体計画

・オーナーの許可

・管理会社との調整

・資材メーカーとの交渉

工事は、難航を極めた。

約4ヶ月の間、作ったら修正、作ったら修正を繰り返すスーパーアジャイルで、まったく休みのない日が続いた。

疲労は増していたが、夢を感じるオフィスを作りたい一心で情熱だけを武器に進む日々。

気がつけば、５０社以上のベンダーをディレクションしていた。

そして、協力ベンダー、社員の献身的な協力・支援のもと４月中に大方の完成が見えた。

８ヶ月の死闘であった。

2010年5月10日に正式オープンして以来、多くの方から絶賛を得ている。

さて、社員は、このオフィスができて何が変わったか？

・会社の企業理念、ビジョンを五感で感じられるようになり、それを常に意識できるようになった。　　(HPに文章で書いてあるだけだと、見なくなり忘れてしまう。)

・絶対不可能と思われたオフィスを社員一丸で作り上げたことで、やればできるという信念が社員に浸透した。

・部屋の内装には、相当こだわり、机、椅子も一流品を揃えた。その結果、社員の精神衛生が向上し、気分よく仕事ができるようになった。

・ファンタジー溢れる会議室は、会議の雰囲気が柔らかくなりテンションが上がる。

　　　　　仲間の部屋

・社員が一丸となって作り上げたという意識が強いのでオフィスへの愛着が強い。

・システムキッチンが装備されており、毎週一日は社員が料理を作りみんなに振る舞う。必然的に社員がよく集まるようになった。

会議室　情報の部屋

会議室　ジブンの部屋

庭も作ってしまいました。BBQすることもあります。

庭から見たオフィス

努力の部屋　　　仕事をしている部屋にはシャンデリアがあります。

こんなオフィスが見たい方は是非遊びに来てください。

オフィスができるまでの動画は、こちらです。