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森のあるライフスタイルを、私たち自身が体現していきたいんです。【移住者インタビュー】

「ここ、景色がいいでしょう。会社の森のすぐ近くなんで、町外から友達や仕事のお客様が来た時には、ここで昼ごはんを食べたりミーティングしたりするんですよ」 森の近くで暮らしていくことを求めていた2人は、下川町で出会った。森林組合で森を管理する大輔さんと、森林資源を活用してエッセンシャルオイルを製造・販売する真理恵さん。下川の森が織りなす2人の出会いと今について伺った。〈Photo:seijikazui Text:Rie Kuroi〉〈プロフィール〉田邊大輔さん / 取材時36歳 / 下川町森林組合勤務 / 宮城県出身 / 2004年に移住田邊真理恵さん / 取材時40歳 / 株式会社フプの森...

自分のやりたいことをやると決めたんです。世界のどんなに素晴らしい土地に行っても、最後は下川に帰ってくる【移住者インタビュー】

「・・・今日は風が強いよね。こないだとなりの小屋の屋根が飛びそうになったんで、さっきまで見回りに行ってたんだよ。それにしても、一気に冬がきちゃいそうだね。」静岡県三島市で生まれ、動物や植物が好きで東京農業大学で学び、卒業後は養蜂を実践・研究する企業に勤めた。独立する前に世界を見てみようと、5年かけて世界1周の旅をしてきた栗岩さんは、下川町に錨を下した。エキゾチックで、ほぅっと心の奥底が整うような不思議な空間に、下川に移住してくる「ヨソモノ」たちは、真っ先に魅せられ、心のよりどころにする。〈Photo:seijikazui Text:Rie Kuroi〉〈プロフィール〉栗岩 秀彦さん / ...

日本最北の菌床しいたけをアップデート!1次産業に紐づくスタートアップ

こんにちは、北海道下川町のタウンプロモーション推進部・立花と申します。 ところで、北海道の下川町って、どこかご存知ですか?ピンが立っている、ここ!映画などで一躍有名になった旭山動物園が、旭川市というちょうど北海道の真ん中あたりに位置しているのですが、その旭川の空港から車で北上すること約一時間半。夏は新緑と牧草地、冬は雪原を走り抜けた先にあるのが、下川町です。町面積の9割が森林に覆われ、林業・林産業が基幹産業の下川では、木を活かした持続可能なまちづくりに取り組んでいます。森林の町で、なぜしいたけ? その理由は、町を支えるある仕組みと、未来へ挑戦する姿勢にあります。エネルギーを自給自足して過...