「あなたの“何かしたい”が、世界を変える一歩になる」
日々、世界中で困難に直面している子どもたちやコミュニティを支援する国際NGO「ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)」。この団体で活躍する浜崎直樹さんと太田智也さんの言葉には、実体験から得た気づきや熱い思いが詰まっています。
この記事では、彼らの“生の声”を通じて、働く人たちがどのように未来をつくり出しているのかをお伝えします。普段は見えない国際NGOの舞台裏、一緒に覗いてみませんか?
偶然が紡いだ2人の絆
浜崎さん: 僕たちが初めて出会ったのは2021年、キリスト教会でした。当時はお互い別の教会に属していましたが、教会間の交流イベントをきっかけに話す機会が増えたんです。その後、僕の結婚式にも参加してもらいました(笑)。
太田さん: 本当に懐かしいですね!しばらく会っていなかったんですが、たまたま僕が通っていた教会に浜崎さんがWVJの仕事で来ていて。そこで久しぶりに再会したんです。「あれ、浜崎さん?」って驚いて声をかけたのを覚えています(笑)。
浜崎さん: そうでしたね。その再会がきっかけで、太田さんが今の仕事に興味を持ってくれて。「WVJってどんなところ?」と話を聞いてくれたんですよね。
太田さん: そうなんです。まさにあの出会いがなければ、僕はここで働いていなかったと思います。あの偶然は、今振り返っても運命的だったなと思います。
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「オレンジ色の団体」が持つ魔法
太田さん: WVJを象徴する色は「オレンジ」です。ただのブランドカラーじゃない。温かくて、情熱に溢れていて、一人ひとりのスタッフがその色を体現しているんです。
浜崎さん: 確かに。みんな「世界中の子どもたちのために」っていう思いを持っていて、それが自然と助け合いの文化につながっているんですよね。フレックスタイムやリモートワーク制度が整っていて、柔軟な働き方もできるし。でも、その裏には「信頼関係」があるんです。一人ひとりが想いと責任を持って働いているからこそ、こんなに温かい環境が成り立っているんだと思います。
太田さん: 僕がミスをしても、みんな笑顔で「次はこうしよう」ってフォローしてくれるんです(笑)。助け合いの文化が、言葉だけじゃなくて日常の中に根付いています。
価値観が変わる「現場」の力
浜崎さん: 入団する前は、「自分にできることなんて小さい」と思っていました。でも、現場で本当に困難な状況にいる人たちに出会うと、「自分がいま持っているものでも十分役立つんだ」って実感できるんです。
太田さん: 例えば、災害時の子ども支援では保育園や学校を訪ねて直接ニーズを聞くんです。特に発災後まもない時期だと、「食べるものはあるにはあるけれど、食物アレルギーをもった子どもにあげられるものが足りなくて困っている」といった細かな声に対応することもあります。こういった「かゆいところに手が届く支援」は、私たちNGOだからこそできることだと感じています。
浜崎さん: 大きな組織では拾いきれない部分に寄り添えるのは、本当にNGOならではですね。
太田さん: そうなんです。現場のニーズに応じて柔軟に動けるからこそ、「ここにいてくれてよかった」と感じてもらえる瞬間があるんですよね。
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未来の仲間へのメッセージ
浜崎さん: 一人ひとりの得意分野や経験が、きっと何かの役に立ちます。「自分には何もない」と思わず、一緒に新しい未来をつくっていきましょう!
太田さん: 本当にその通りです。最初は「やりたいけれど、何ができるかわからない」くらいで大丈夫。むしろ、その気持ちを持っている人が、一番楽しめる環境だと思います。
最後に、「オレンジ色」の未来を描こう
「誰かを助けるなんて、自分には無理かもしれない」――そんなふうに思っていませんか?
でも、WVJのスタッフたちは言います。「その小さな一歩が、きっと大きな力になる」。
この団体には、子どもたちの未来を守りたいというパッションと温かい気持ちを持った人々が集まっています。そして、そこにはあなたが加わることでさらに広がる未来があります。さあ、あなたも「オレンジ色」の世界へ、一歩踏み出してみませんか?
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