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【起業日記】Worklog創業1年目を振り返る

気付いてみると、2期目に突入していた。

映画「THE WOLF OF WALL STREET」のような女・酒・ドラックに溺れるパーティーが開かれるわけもなく、その日はいつもと変わらず机に向かう3人の立ち上げメンバーの姿があった。

僕が入社したのは2019年2月。今日(2020年1月31日)をもってちょうど1年が経った。

この1年はあっという間だった、濃厚な1年だった、などと年末に誰しもが口にする言葉を並べることはできるし、実際にそうだった。

ただ、起業する前と後で、大きく生活が変わらなかった(というか変えられなかった)というのが個人の感想である。

それはリスクが少なかったという良い事でもあるし、本来やりたかったプロダクト開発が思ったように進まなかったという悪い意味でもある。

たまにはこうして、自分の働き・成果を振り返って整理しようと思う。

成果① 取り敢えず生き延びた

まずはこれ。何はともあれ、会社が存続しなければ話は進まない。

僕らは元々コンサル・SIer出身のメンバーであったため、プロダクト開発よりもビジネス面での強みを持っていた。

そこで創業融資やVC等を活用して資金調達するのではなく、まず足元自分たちが生活できるよう稼いでいこうと決めた。

このやり方が精神安定剤として効力を発揮し、今までと同じ生活を送りながら起業というチャレンジをすることができた。

結果的に1年で多少なりともプロダクト開発の資金を作れたことは、1番の大きな成果と言える。

成果② 開発案件の実績を3件作った

創業1年目として、実績作りは重要で、これが今後の信頼獲得に繋がってくる。

立ち上げ時から、小島は単体でコンサル案件を受けていたが、開発の実績を作ることが次なるミッションだった。

運も味方してか、知り合いの社長さんからお仕事を頂き、3つの実績を作ることができた。

これがあって弊社藤田の加入も決まったので、ワークログとしては大きな転換となり、プロダクト開発にも取り掛かることになる。

成果③ ビジネスコンテストへの参加

ぶっちゃけ予選で落ちてるので成果でもないでもないが、自分にとっては良いチャレンジだったのでここに挙げておきたい。

農林水産省とWavyさんが主催したビジネスコンテスト「INACOME」に参加してきた。

Wavyさんの創業メンバーが小学校の同期だったという繋がりからINACOMEを知り、以前から頭の中で描いていた構想を、良い機会だからと資料にまとめ発表してきた。

東京で開催された予選には10名の方が発表され、森林浴を体験できるオフィスの運営や、農家とボランティアを繋げるサービスなど、地方の資源を活かしたビジネスアイディアを聞くことができた。

発表者の多くは既にプロダクトを開発しサービス化もされていたので、話はより具体的で、発表者の熱意や苦悩が伝わってくる内容であった。

弊社メンバーもプロダクトを開発したい気持ちで集まった(ちなみに、写真に載ってる”ひとくちちょうだいを提供するプラットフォーム「ヒトクチ」とは別だ)。

けれども、この1年で進められなかったのは反省の1つだ。

反省① プロダクト開発を進められなかった

創業時からプロダクトのアイディアはあって、そのプロトタイプを作れずに1年以上経過している。

お客様がいるとどうしてもそちらの業務を優先してしまうので、プロトタイプ開発への強い気持ちを維持できなかったのが反省点と思う。

今年に入って、土曜の朝に集まってプロダクト開発の時間を設けることにした。

既にサービス名も決まっていて、名前が決まるとなんだか愛着も湧いてくる。

夏頃にはサービスをローンチして、「○○を作ってます」なんて自己紹介を早くしたい。

反省② Webマーケは後手後手に。。。

創業時なんて人数が限られているから、それぞれがなんでもやらないといけない。

そんな業務の1つがWebマーケ。

このサイトを作ったのも僕だが、運用も当然やらなければいけない。

でも忙しくなると、記事を書くのもどんどん後回しに。

気づいてみれば2ヶ月も更新してない。

twitterもfacebookもinstagramも全然更新してない。

ああ。。。

2年目は日頃からネタを探して、Webの運用も少し戦略をたてないと。

反省③ 人脈形成

元々、僕は誰に対してもエネルギーを与えられるような太陽みたいな人でもないし、めちゃくちゃ顔が広いというわけでもない。

どちらかというと人見知りで、美容室で痒いところはないですか?と聞かれても「ひざが痒いです」なんてトリッキーな回答は全くできない。

幸い、以前勤めていた会社の方々からお仕事の話を頂いたけれども、それって長続きはしない。

案件を増やしたいと思ってもすぐに弾切れになり、あとは受け身。

更に会社のフェーズが変われば、エンジニアリソース・採用・資金調達・人事設計などなど、ここに並んでいる反省点とは次元の違う悩み事が増えてくるのだと思う。

これらを相談できる人・会社を増やしていくことが、個人としてのミッションの1つかな。

経営者2年生になって


知らない間に経営者2年生になってしまったけれど、今までは正直1人のコンサルタント・エンジニアとしての悩みを持っているに過ぎない。

まだ経営をしていると言えるほどの活動はできていない。

今年はサービスをローンチして、サービス運用・資金繰り・採用とか、また新たな悩みを持てるように会社を変えていきたい。

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