ヒートアップしすぎて成瀬さんが止まりません!!
というのも、「持続可能で豊かな暮らしを実現するまちづくり」をテーマにセミナーを開催したのですが、そこでお呼びしたゲスト2名が、弊社代表の成瀬がこれまで抱いてきた価値観を代弁するかのような白熱講義ぶりを見せてくれたのです。
皆さんは、SDGsという言葉をご存知ですか?
SDGs(「エスディージーズ」と読む)とは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略です。2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193カ国が2016年〜2030年の15年間で達成するために掲げた17の大きな目標(169のターゲット)から構成されています。
持続可能な生き方を追求していたウィルフォワードとして、新たに「持続可能で豊かな暮らしを街づくり」というテーマで新規事業に取り組んでいこうと考えているため、代表の成瀬、事業開発担当の陶山、そして私(伊藤)とクリエイターチームが中心となり、新しい挑戦に取り組んでいます。
そんなウィルフォワードの新たな挑戦についてお話しする前に、今回のセミナーでお呼びしたゲスト2名のことを紹介させてください。
株式会社WELLNEST HOME(ウェルネストホーム)創業者 早田宏徳さん
1人目のゲストは、株式会社WELLNEST HOME(ウェルネストホーム)の代表である早田宏徳さん。早田さんは、20年以上前から日本国内で最高水準の住宅づくりに携わってきました。しかし、2007年に初めてドイツを訪れたとき、ご自身が最高基準で作っていると思っていた日本の家が、ドイツでは建築基準を満たすことすらできない家だと気づきました。
そこで、日本でもドイツに引けをとらない世界最高水準の家をつくるべく、全国各地の工務店向けにセミナー・講演会を行い、そこで集めた同志とともに立ち上げたのが、現在のWELLNEST HOMEです。
一般社団法人クラブヴォーバン代表 村上敦さん
そんな早田さんの人生を変えるドイツ訪問のきっかけを作った人物が、2人目のゲストの「村上敦」さんです。
村上さんは、ドイツに在住のジャーナリストです。ドイツの推し進める環境政策・まちづくりを研究し日本に伝えるべく、一般社団法人クラブヴォーバンを立ち上げました。早田さんにとって、村上さんは師匠でもあり兄貴のような存在でもあります。
終了時間をオーバーするほどの白熱ぶりを見せたセミナー
今回のセミナーでは、冒頭で弊社代表の成瀬がウィルフォワードの会社説明をした後、早田さんからはWELLNEST HOMEの創業に至った経緯と、最高水準の住宅とは何かについて熱く講義をいただきました。
その後、村上さんから持続可能なまちづくり・エネルギー政策について、ドイツのフライブルグ市を例に解説していただきました。
ウィルフォワードの夏のインターンシップへの入り口として、主に学生向けに開催したセミナーですが、莫大な刺激と情報を持ち帰っていただけたのではないでしょうか。
代表の成瀬も、セミナー後半になるにつれてスイッチが入り、早田さんと村上さんの講義後に環境問題について熱く語りはじめました。
会場に残ってウィルフォワードのメンバーと長時間にわたって交流してくれた積極的な参加者もいらっしゃり、最後まで大盛り上がりのセミナーとなりました。
なぜウィルフォワードは街づくり事業を手がけるのか?
ところで、今回講演いただいたゲスト2人とウィルフォワードは、いったいどのようなつながりがあるでしょうか?
実は、成瀬と早田さんは共通の知人を経由して2年前からつながりがありました。そしてウィルフォワードは、WELLNEST HOMEのリブランディングやマーケティングに深く関わっていたのです。
早田さんを経由して成瀬も村上さんとつながることができ、昨年はウィルフォワードの一部のメンバーでドイツのフライブルク市を訪問し、最高水準の建築をその身で体感してきたのです。
だからと言って、ウィルフォワードは単なるクライアントとしてWELLNEST HOMEと関わっているわけではありません。
早田さんや村上さんとつながるずっと前から、成瀬は「持続可能で豊かな暮らし」というテーマと真剣に向き合ってきました。
ご存知の方が多いかと思いますが、ウィルフォワードには出社義務もなく、給料も社員が自分たちの意思で決めています。社員1人ひとりが自分のWillに基づいて行動し、お互いのWillに共感しあえる仲間が集まってビジネスをしています。
そうして社員との間で家族との関係を築いて行くことが、巡り巡ってクライアントとの家族的な関係構築にも繋がり、事業を継続させていただいています。
そんなウィルフォワードですが、今後は「持続可能で豊かな暮らし」の実現に向けて街づくり事業へ大きく舵を切り直していきます。
成瀬と早田さん・村上さんとの出会いは、確かに偶然だったかもしれません。ただし、成瀬の掲げるビジョンである持続可能で豊かなを実現するために、ここまで相乗効果の高い巡り合わせないのではないでしょうか。
ウィルフォワードが得意とする領域は、映像制作・ライティングなどのクリエイティブ分野ですが、仕事の領域をそこに限定するつもりもありません。これからジョインしてくれる方が、どんな仕事の領域で活躍することになるのかは、ウィルフォワードに入ってみてからのお楽しみです。
持続可能な社会を一緒に創っていきたい志のある方は、ぜひ一度、ウィルフォワードの門を叩いて見ませんか?
ウィルフォワードは、今年の夏のインターンシップに向けて、説明会を開催しています。興味のある方は、ウィルフォワードのブログをご覧になってください。