1
/
5

ニチニチの特徴【配布編】

「無料で読める」だけでなく、「無料で届く」が重要

無料で配るための収益体制だけでなく、29万部を宅配する配布体制を抱えているのがニチニチの大きな特徴です。

それこそ創業初期は「ほんまにちゃんと配ってんの?」とよく言われたものでした。新聞を何万部もポスティングするなんてありえないと思われていたからです。

でも、「新聞を読まれ続ける」には、無料で作ってどこかに設置するだけでなく、自動で手に届く仕組み作りがマスト。その点に取り組み続けた結果、無料宅配型の新聞という唯一無二の媒体として存在できています。


関西一細かい(?)配布体制

実際に新聞配布で使っている地図を見てもらえば、その細かさは一目瞭然です(個人情報満載なので、ここでお見せすることはできませんが…笑)。
どこに誰が住んでいるのか一軒一軒書き込まれているだけでなく、分かりにくい住居であればポストの位置まで記載。配布を断られたり、人が住んでいる気配のない住居は、配らないように×印を入れています。なのでクレームは最小限にとどまっています。

配布人さんも地元の方が多く、毎回配布の完了報告をしてくれるたびに、細やかに街の変化を教えてくださいます。「3丁目の田中さん家の隣に、新しく20戸建てのマンションができてるわ。今半分くらい住み始めてる感じがするから次回は10部追加しといて」といったように。

通常のポスティング業者は、エリアと部数だけ決まっていて、その中でざっくり配られることが多いそう。「ポスティングお断り」と書かれていてもお構いなしに投函したり、空き家のような物件に入れられることも。
ここまで密なポスティングができている媒体は、そんなに多くはないでしょう。


タワマン投函部数がエリアNo.1になるまで

配布のもう一つの特徴は、タワマンにも配っているところ。
大阪市内にはセキュリティーの厳しいマンションが多く、ポストの位置が分かりにくかったりと、そもそもチラシのポスティングすらできないことが多々あります。。
何とかチラシを入れたい地域のお店の方やポスティング業者は、無断でポスティングをし、あとになって注意されることもしばしばあるそうです。
「タワマン専門」のポスティング業者も存在しますが、コストは割高。

地域一の配布率を目指すため、ニチニチはマンションの管理組合にも1棟ずつ直談判をしています。どんな新聞か読んでもらい、住民のタメになる情報が載っていることを説明し、きちんと許可を取ってポスティングしています。
そんなアナログな方法で配布開拓を続けたことで、今や大阪都心部(北区、福島区、西区、中央区)でのタワマン投函部数はNo.1になりました。


紙でもインプレッションが見られる「読者モニター制度」

どれだけ「綿密に配っています!」と言っても、ヌケ・モレやヒューマンエラーは生じてしまうもの。
そのため、ニチニチでは読者モニター制度を導入し、ちゃんと今月号も届いているかどうか、読者のみなさんにチェックしていただいています。
400人以上によるチェック体制によって、ニチニチの配布精度をさらにアップさせています。

読者モニター制度を導入することで、読者が広告主の方にも反響を共有することができるというメリットも。
届いているかどうかだけでなく、どの記事がおもしろかったか、どの広告が目についたかを毎号回答してもらいます。そうすることで、紙面の記事クオリティーを上げたり、実際の反響にはつながらなかった見込み客がどれくらいいるかを可視化できるようになりました。
「ネットじゃないとできない」と言われていた、いわゆるインプレッションやリーチ数などの統計数値を紙媒体でも実現し、さらにコメントによって数値だけで測れない反響データが取れるような仕組みを作りました。

「直接手元に届く」を徹底し、また紙媒体では不可能だったことを叶えていく。それがニチニチの配布力です。



株式会社週刊大阪日日新聞社's job postings

Weekly ranking

Show other rankings