海外リモートワーク実現に向けた取り組み
wantedlyで求人を始めて3日目ですが、出した求人に対していくらからフィードバックがあったので書き留めますね。自分で考えて作ったつもりが、やはり読み手としては伝わらない部分があるみたいですね。
【その1 | 本当に海外に行けるの?どうやって】
確かに、さらっと書いただけなので、どうやってそんな制度を使えるのか不安になりますよね。入社まではいい感じのことをゆっておいて、実際はそこまで実施できない。。。なんてことも心配になりますよね。
わかりやすいのが、有休消化でしょうか。有給は与えられているのに社内の雰囲気で取得できないってこともたびたび起こると思います。これはね、、多少致し方ないなぁと思う部分もありますが、取得できるような会社制度にするほうが、経営的には安定するだろうなぁと思っています。
さて、では当社ではどうやって海外でのリモート作業を実現しているか?
基本的なところからですが、制度(従業員契約書や職務規定など)では、作業場を明確に定めていません。極端な話、自宅作業や自身で契約したコワーキングスペースでの作業もよしとしています。国内で別々の場所での作業が許されるのであれば、国外でも同じこと。問題はあれど解決できると思っています。
ただし、運用においてクライアントに迷惑がかかることだけはさけたいので、やはりルールはあります。
1)連絡(電話、チャット、メール)に関してはなにより優先して回答する
2)仕事のスケジュールは細かく分割をして進捗は双方ともに報告しあう
3)国内での作業を数ヶ月やって双方ともに離れても仕事がうまくいくと確信を得てから
などです。国内であればこの程度で問題ありませんが、次に海外となるといろいろな弊害が出ます。
例えば有事の場合です。
テロに巻き込まれたとか、軽微な刑法にひっかかりつかまったとか。これら日本の感覚で生活していると問題に巻き込まれることもあります。このあたりは、双方、出発前に取り決めの覚書をかわします。基本的には、サポートする体制ですが、その理由が本人に落ち度がない場合としたいなぁと思っています。
また、生活にかかる滞在費ですね。
ここは、個人的な小旅行をしている感覚でいてください。GWの旅行費を会社が負担するわけではないですよね?海外でリモートワークをする場合の渡航費、現地での滞在費については、一切会社は負担しません。ただし、会社から依頼のあった仕事を遂行する上で必要なコストについては支払います。例えば、「コミコンに行ってきて!」とか「appleの新製品発表会に参加して」と依頼した場合、その際の費用については支払います。このあたりは日本での感覚と同じです。
滞在可能期間についても言及します。
期間は基本無制限です。本人の資金力と仕事の関連でご自身で判断してほしいです。仕事の内容を判断して難しければ帰国すればいいし、滞在期間が長くなり、ビザの問題や費用面で難しくなれば帰国すればいい。渡航前にこちらから滞在期間を指定することはありません。提案することはあります。「1週間くらいにすれば?」とかです。滞在費については補填できないからです。
その2 | 普段はどんな風に働くの?様子が知りたい
これもいくらか質問がきました。
まぁ他社であれば、社内の様子や社内制度を記載してたりするので、どうもわかりづらいですよね。われわれとして提供できる感じのものはありません。残念ですね。
さて、これはどう伝えればいいのか。基本的にはコワーキングスペースか自宅、出先のカフェなどで作業はします。個々人が使っている携帯電話に連絡し、都度必要に応じて打ち合わせ。それぞれがプロ意識とともに、作業にとりかかります。
案件が発生するフローについても知る必要があります。それは基本的には私に最初連絡がきて営業活動を経て案件化した段階でそれぞれに情報を伝えます。伝え方としては電話、メール、打ち合わせのどれかを都度、選択して進めます。
進捗については関わったみんなで管理します。クライアントへの連絡、対応、すべてにおいて制作担当者も加わってもらいます。「営業だけ聞いてて、制作に伝わらなかった」を避けるためです。これだけはみんなで失敗しないように支え合います。
案件制作中のトラブルや齟齬が発生した場合はすべて解決に乗り出します。web制作において面倒なのは、このトラブル問題です。ときとして内容が大きくなりすぎますから。。制作者も連絡に関わるので「その仕様を作るとしたら、費用とスケジュールがかわりますね」これをどうもクライアントに伝えづらい人や依頼された仕様を全て受け入れざるをえない場合もありますよね。こういった交渉のフェーズではわたしがすべて担当します。
案件が無事終了すれば、しばらく休んで次が来たら即行動!案件が終了する間に少し空きができた場合、まぁ臨時の休暇みたいな時間もあるのでそこは自由に過ごすことも認めています。
さて、この程度ではわかりづらいかもしれませんし、実際に動かないと見えない部分もありますが、これをみてちょっと興味をもったら連絡してきてください。いろいろ話してみてわかることもあると思います。