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ダイレクトスカウトを送る体制について、参考にしてほしいこと

こんにちは、ウォンテッドリーカスタマーサクセスチームです。

このフィードでは、ダイレクトスカウトの応用部分である「スカウトを送る体制」についてお伝えします。スカウトを送る体制としては、人事担当者が1人で送る場合もあれば、現場のチームにお任せする場合もあると思います。

各体制において、どのような考え方やコミュニケーションがありうるのか、ということを以下にまとめましたので、はじめてダイレクトスカウトを送る方などは、ぜひご活用ください。

ひとりの担当者がスカウトを送る場合

ひとりの担当者がスカウトを送る場合には、いままでお伝えしてきたスカウトの運用をひとりで行うことになることが多いと思います。この場合、工数そのものの負担は大きいですが、代わりにPDCAを一貫して回すことができるので、スカウトの精度は上がりやすい傾向にあります。

ただし、スカウトを送るのはひとりでも、面談や選考面接を別の担当者が行う場合があるはずです。このような場合には、以下の項目はあらかじめ行っておくことがおすすめです。

  • 採用ペルソナのすり合わせを行う
  • Wantedlyの面談の特徴(カジュアル面談)の説明をする
  • 当該面談において面談担当者に何を判断してもらうのかを説明する

上記の部分が運用担当者と面談・面接担当者間で曖昧になると、スカウトの返信がきても「選考や採用につながらず、なぜ選考に進んでいないの検証もできない…」という状況になってしまうことも少なくありません。

以下に、カジュアル面談とはなにかというフィードや他社事例もまとめましたので、上記の部分に改善の余地があると感じた方は、ぜひご活用ください。

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複数人でスカウトを送る場合

複数人でスカウトを送る場合に、よくある課題感は「誰が送るべきか」「どんな候補者に送るべきか」「どんな文面で送るべきか」の3つに大別されます。以下で、順を追って見ていきます。

1. 誰が送るべきか

ここで、よく聞くご質問が次のような質問です。

人事から送るべきか、現場から送るべきか

▼人事か、現場か
場合によりけりではありますが、エンジニアやデザイナーなどの専門的スキルを特に必要とするポジションだと、現場のメンバーが送っている企業様も少なくありません。一定のスキルフィットを判断したり、候補者と同じ目線でやり取りをするため、という理由からです。

また、いわゆる「全員採用」を実現するために現場に打ってもらう、という場合もあります。このような場合には、なぜ全員採用が必要なのかのすり合わせや、実際の工数を極力減らしてあげるなどの工夫が人事担当者に必要になってきます。

2. どんな候補者に送るべきか

ここで大切なのは、次の2点です。

- スカウトを送る人の間で、判断軸が共有されていること
- 複数人で送るための専用の「気になるリスト」を作っておくこと

▼判断軸の共有
複数人で送る場合には「なぜその人に送ったのか?」を共有できていることが、非常に重要です。これは採用ペルソナを設定・共有しておく、ということのほかに、スカウトのどの部分を必須項目としてチェックすべきか・どの項目を優先して見るべきか(または見るべきでないか)などを予め共有しておく、ということも含みます。

また、上記の判断軸は、スカウト送信者同士だけでなく、面談担当者とも共有しておくと、面談を通しての検証が可能になります。なかには、面談担当者にどういった話をしてほしいかを、候補者ごとに変える企業様もいらっしゃいます。

▼専用の気になるリスト
複数人で送る場合には、専用の気になるリストを作り、そこに候補者を貯めていくのが便利です。上記のように判断軸が共有されていれば、その軸に沿って気になるリストにいれておくことができますし、人事担当者が気になるリストに候補者を集め、現場のメンバーに実際に打ってもらう、ということもできます。

※気になるリストの作成方法は、こちらのヘルプページからご覧ください。

3. どんな文面で送るべきか

候補者ごとに個別に送ることがベストであることを前提ではありますが、そのほか以下の点が大切です。

職種ごとに一定の型を組んで、テンプレート機能を活用する

▼職種ごとに型を用意する
複数人で送る場合には、一定の型を共有して、その中で候補者ごとにカスタマイズする、ということがおすすめです。例えば、エンジニアへのスカウトのテンプレートをあらかじめ保存しておき、エンジニアに送る場合には、そのテンプレートを使いながら送信していく、というイメージです。

この場合、弊社で用意しているテンプレート機能が便利です。この機能を使って、職種ごとにテンプレートを保存している企業様も少なくありません。

※テンプレート機能の使い方は、こちらのヘルプページからご覧ください。

他社事例

複数人でスカウトを送っている・現場のメンバーを巻き込んでいる事例を以下にまとめましたので、こちらも併せてご覧ください。

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スカウトを送る体制については以上になります。

ひとりで送る場合にも、複数人で送る場合にも、一貫して重要なことは「判断軸を揃えておく」ことです。なぜ送ったかを明確にできるようにしておくことが、肝要になります。

一朝一夕では終わらないので、焦らずに、少しづつ自社に最適な体制を作っていってください!

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